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2011-11-30 (Wed) 22:54

万能鑑定士Qの事件簿III/松岡 圭祐

万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)松岡圭祐さんの「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ、第3巻を読み終わりました。

前回は日本を襲ったハイパーインフレを解決した莉子ですが、今回は有名な音楽プロデューサーが起こした事件と対決することになりました。

事件の発端は、とある人気のブランドショップでした。そのお店に怪しげな男から電話がかかってきて以来、なぜか突然店の売り上げが激減したのです。それを回避するために、男は売り上げの一部を要求します。この事件が莉子のところに持ち込まれました。
さらに、落ちこぼれの学生が突然英語のヒアリングテストで満点を取るという事件も起きました。いっけんつながりがないような2つの事件ですが、その裏には有名音楽プロデューサー・西園寺響が関わっていたのでした。

莉子は西園寺の罪を暴くために、週刊角川の小笠原と共に事件に挑むことになりました。ちょっとしたことから、事件の手がかりを見つける莉子の鑑定士としての手腕が相変わらず冴えています。
前作と比べると、物語のスケールは小さくなりましたが、このくらいの規模の事件の方が万能鑑定士が関わる事件としては適当な気がしました。

今回の犯人役の西園寺ですが、どう見ても小室哲哉さんをモデルにしていますね。西園寺自身はなかなかな味わいのあるキャラなのですが、読んでいて小室さんのイメージがちらちらするのが少しうるさい感じがしました。

最終更新日 : 2022-10-30

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