
自分のこれまでの悪行を思い出すと、素直にプリキュアになることのできないエレン。響と奏は、そんなエレンを放っておくことができません。しかし、エレンは2人やハミィの前から立ち去ってしまったのでした。
しかしエレンには、行く当てもありません。結局、オルガンが置いてあるところへとやって来てしまいました。
そこでエレンは、マモル君という男の子と出会いました。マモル君のお父さんはお医者さんでした。しかし今度、船医として働くために、1年間もマモルと暮らせなくなってしまったのです。それを悲しんだマモルは、お父さんの診療鞄を持って逃げ出してきてしまったのでした。
そんな2人を、響と奏は説得しようとします。しかし、エレンは人はしょせん1人なのだと、2人の言葉を聞き入れようとはしません。そんな時マモルは、お父さんの鞄の中に猫のぬいぐるみを見つけました。それはお父さんが、マモルのために作ったものでした。離れて暮らして間、マモルが寂しくないように、お父さんが手作りの人形を作ってくれたのです。
それを知ったマモルは、お父さんのところに帰ることを決めました。ところが、そこへトリオ・ザ・マイナーが現れました。ぬいぐるみの中に音符を見つけたバスドラは、人形をネガトーンに変えてしまったのでした。
響と奏は、プリキュアに変身して戦います。しかし、エレンは変身することができません。そればかりか、バスドラたちの行動を見て、自分が今までどんなに酷いことをしてきたのか思い知らされたのでした。
そんなエレンに、ハミィが語りかけました。エレンは今、何がしたいのか?
その言葉に、エレンの心がほどけました。ついにエレンは、みんなの幸せを守るためにプリキュアになることを選択したのでした。
キュアビートに変身したエレンは、圧倒的な力を見せつけます。この時のビートロッドを持ったキュアビートの動きが、とってもかっこよかったです。そしてビートロッドを使っての防御と攻撃でトリオ・ザ・マイナーを圧倒。
メロディとリズムの助けを得て、見事にネガトーンを浄化したのでした。
戦いが終わり、エレンはようやく響や奏、ハミィの前で思いを打ち明けました。そして、今までの罪を謝って、これからはみんなを守るために戦うことを誓うのでした。こうして、エレンはようやくプリキュアの仲間になることができたのでした。
今回は、エレンがプリキュアになるまでの心の動きが丁寧に描かれていて、とてもよかったです。人はしょせん1人と意地を張ってみせた時の演出、そしてぬいぐるみを見てマモルの心が動く場面の信号機の演出がうまかったですね。
そして、これからプリキュアになるエレンに、今までのことをきちんと謝らせたのもよかったです。
そうそう。ビートロッドの玩具のCM、出演している女の子が可愛いくて人気がありますね。この女の子、誰かと思って調べたら、椎名るかちゃんという女の子でした。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
今回のお話は、エレンが正式に響&奏の仲間になるというお話でした。 突然、プリキュアになり、変身する能力も失ってしまい路頭に迷っていたエレンを響&奏を一緒に戦おうと誘ってみるも失敗。 これまで酷いことをやってきた経歴はたしかなものですからね~。 いきな... …
2011/07/29 22:34 ちょっとだけアニメ好きな人の日記(新館)