
ガランシェールに思いがけない人物がやって来ました。ビスト財団でカーディアス・ビストの秘書を務めていたガエル・チャンが接触してきたのです。ガエルの目的は、カーディアスを殺した人間にけじめをつけることでした。そのための手段として、ガエルはガランシェールを利用したのでした。
その頃、地球に降下したリディとミネバは、何とか地球の防空網を抜けて地上へとたどり着きました。そこでリディがマーセナス家の関係者だと明かしたことで、彼らは無事に保護を受けることとなったのでした。
そして久しぶりにリディは、父親であるローナンと再会することになったのでした。そしてミネバは、地球の人々のコロニー移民者に対する感情を知ることになりました。彼らはコロニーの人間を、もはや宇宙人とみなしていたのでした。
一方、ネェル・アーガマではアルベルトがマーサから新たな指示を受けていました。ネェル・アーガマの進路を、ラプラス・システムが表示した座標へ向けさせろというのです。ラプラス・システムの表示した座標、それは宇宙世紀の始まりと共に砕け散った元の連邦政府官邸ラプラスだったのでした。
そこにユニコーンを向かわせるために、バナージはダグザと共に再びユニコーン・ガンダムに乗ることになりました。指定されたポイントにバナージたちがたどり着くと、突然ユニコーンから連邦政府初代首相であるリカルド・マーセナスの演説が流れ始めました。
その演説を背景に、マリーダの奪還を目指すジンネマン、カーディアスの復讐を遂げようとするガエル、そしてフル・フロンタルが戦いを繰り広げることになりました。
そして戦いの中、ユニコーンとバナージを守るためにダグザが命を落とします。そしてバナージは、再びユニコーンのデストロイモードを発動させるのでした。最初は顔見知りとなったジオンの兵士との戦いを避けようとしたバナージでしたが、激しい戦いの中それは甘い考えでしかありません。結局バナージは、自宅に泊めてもらったこともあるギルボアを自らの手で殺すことになってしまったのでした。
戦闘の隙を狙ってネェル・アーガマに潜入したガエルでしたが、こちらは後一歩というところでマリーダに阻止されて、アルベルトを殺すことはできませんでした。そのマリーダは、アルベルトに連れられて地球行きのシャトルへと乗せられました。
フロンタルと戦ったバナージは、ユニコーンと共に大気圏へと落ちていきました。ネェル・アーガマはそれを救出しようとしますが、位置が悪くて間に合いません。そこでアルベルトの乗ったシャトルにユニコーンの回収を依頼しますが、なんとアルベルトは箱の秘密を守るためにユニコーンを葬ろうとするのでした。
そんなユニコーンに救いの手を伸ばしたのは、ガランシェールでした。連邦とジオン、そしてビスト財団が交錯する中で、バナージたちの運命はどうなってゆくのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30