日々の記録

響と奏が幼稚園で音楽を教えることになるお話でした。

このところハーモニーパワーが高まっているせいか、響と奏のピアノの練習も順調です。一度もミスせず弾けるようになったところで、２人はこれで練習をやめることにしました。そんな時、響のお父さんが響たちを幼稚園で音楽を教えることに協力して欲しいと頼みました。

憧れの王子先輩も一緒ということで、奏は舞い上がっています。ところが幼稚園に来てみると、園児たちは好き勝手なことをしていて、全くそろって歌を歌ってくれません。おませな園児たちに振り回される響と奏でしたが、響がゴリラの物まねをしたことから、じょじょに園児たちと気持ちが通じ合うようになりました。

セイレーンは、相変わらず音符探しです。音符探しに夢中になっていたセイレーンは、あやうく車にひかれそうになったところを王子先輩に助けられました。これまで誰かに抱っこされたことのなかったセイレーンは、王子先輩に抱っこされて頬ずりされたことで王子先輩に一目惚れしてしまったのでした。

そんなセイレーンを忌々しげに見つめていたのは、トリオ・ザ・マイナーの１人・バスドラでした。バスドラは、音楽会が終わって響と奏が園児たちからもらったぬいぐるみの中に音符があることに気づくと、勝手に音符をネガトーンに変えてしまったのでした。ネガトーンは悲しみのメロディを流して、幼稚園は大混乱です。

響と奏はプリキュアに変身して、それを迎え撃ちます。ぬいぐるみのようにフワフワとしたネガトーンにプリキュアは苦戦しますが、メロディとリズムの息はばっちり合っています。２人の連係攻撃でチャンスをつかむと、２人そろってのベルティエ攻撃。そしてネガトーンを無事に浄化したのでした。

勝手にネガトーンを生み出したバスドラにセイレーンは怒りますが、バスドラはもうセイレーンのことを上司と認めていません。セイレーンとトリオ・ザ・マイナーが対立することになってしまい、この先セイレーンはどうなってしまうのでしょうか!?

戦いが終わり、響と奏は再びピアノが弾きたくなりました。そして２人は、音楽は何かの目的のために行うのではなく、それ自体が大きな楽しみだということに気づいたのでした。

前回から匂わされていたセイレーンとトリオ・ザ・マイナーの対立が明確になって、単調な物語に変化が生まれましたね。次回はいよいよ新たなプリキュア、キュアミューズが登場するらしいです。果たしてその正体は!?