
桜庭さんと編集さんとの日常を綴りつつ、仕事の様子とか、読んだ本のこととかが軽い文体で書かれていて、気軽にさらさらっと読むにはちょうどいい本でした。今回読んでいて驚いたのは、桜庭さんがiPhoneを使っていることが判明したことです。でも、極度の機械音痴らしくて、ほとんど使いこなせていないのがなんだか悲しかったです。(;_;)
このシリーズを読んでいると、ついついあれもこれもと本が読んでみたくなってしまうのですが、今回ぴぴっときたのは、時代小説でした。池波正太郎さんの短編小説にふれている部分があるのですが、そこを読んでいたら猛烈に久しぶりに池波さんの小説が読みたくなってしまいました。
ちょうど出かける用事があったので、その帰りについ「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」の1巻目を買ってきてしまいました。この2冊、何度も買っては置き場所に困って売ってを繰り返しているような・・・。
今回は、巻末に編集たちと語らった対談も収録されていました。タイトルは女子会となっているのに、なぜか男性編集者も参加しているという不思議な女子会です。
桜庭さんを含めてですが、編集者になるような人たちは、やはり読書量がはんぱないですね。それぞれに読書傾向にいろいろこだわりがあったりして面白かったです。
最終更新日 : -0001-11-30