日々の記録

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新装版 46番目の密室 (講談社文庫)有栖川有栖さんの「46番目の密室」を読み終えました。

この作品は、これまで読んできた有栖川さんのシリーズとは違い、作家であるアリスを主人公とした新たなシリーズでした。大学生のアリスが登場するシリーズは、この作品の作家であるアリスが書いた物語というつながりがあるようです。

この作品で探偵役を務めるのは、大学で犯罪社会学を教えている火村英生助教授です。火村とアリスは学生時代からのつきあいらしいです。そんな2人は、日本のディクスン・カーと呼ばれる推理小説の大御所、真壁聖一の別荘で行われるクリスマス・パーティーに招待されました。そこには彼らの他に、推理作家や編集者たちも呼ばれてやって来ています。

楽しいクリスマスになるかと思いきや、アリスたちは別荘の側で不審な男性を目撃します。そうこうするうちに、別荘の主である真壁が密室で殺害されるという事件が発生しました。おまけに、書斎ではアリスたちがみかけた不審な男が、真壁と同じように密室で殺害されていました。
いったい犯人は誰で、どんな方法で2人を殺害したのか!? 警察とも関わりのある火村は、アリスを助手に事件の捜査に乗り出すことになったのでした。

先に「双頭の悪魔」や「女王国の城」を読んでいるからかもしれませんが、それらの大作と比べるとこの作品には物足りないものを感じました。事件自体も今ひとつ魅力に欠けましたし、その謎解きもあっと驚く感動があるものではありませんでした。
このシリーズも学生のアリスを主人公にした作品と同様、この先のシリーズも読み続ければ内容が充実してくるのでしょうか!?

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