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2011-01-24 (Mon) 11:48

インシテミル/米澤 穂信

インシテミル映画化もされた、米澤穂信さんの「インシテミル」を読み終えました。

時給11万2千円。そんな冗談とも思える求人広告につられて、12人の男女が地下につくられた施設「暗鬼館」へと集まりました。彼らの仕事は、この館の中で7日間観察されること・・・。それだけで、何千万ものお金を手にすることができるおいしい話には、やはり裏がありました。

館の中には、各自に個室が用意されているものの、扉には鍵がかからない。おまけに部屋の中には、これを使って人を殺せとばかりに、それぞれに凶器が用意されていました。誰も最初はそんなものを使うつもりがないはずだったのですが、1人が殺された時から暗鬼館は閉ざされた殺人の館へと姿を変えたのでした。

物語のテンポもよく、なかなか読みやすい作品でした。ただ登場人物が12人と多く、主人公となる結城を始めとして、全員が今ひとつ記号的な感じで、共感できる登場人物が1人もいなかったのは残念でした。
また、閉ざされた館の中での殺人というシチュエーションは面白いのですが、他の推理小説と比べるとファンタジー性にとぼしくて、無機的な感じがしてしまうのも残念でした。
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最終更新日 : -0001-11-30

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