![GOSICK-ゴシック-BD版 第1巻 [Blu-ray]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B004JLO5VQ.09.TZZZZZZZ.jpg)
一時期、桜庭さんの本を何冊か読んでいたこともあって、私としては珍しく1巻だけ原作を読んだことがあります。
時は1924年。舞台となるのは、架空の小国・ソヴュール王国。そこにある貴族の子弟が集まる聖マルグリット学園、そこに日本から留学生・久城一弥がやって来ました。そこで彼は黒目、黒髪が災いして、周囲から"春来る死神"と呼ばれて浮いた存在だったのでした。
そんな一弥を心配して、セシル先生が声をかけてくれました。そのアドバイスに従って、図書館塔を訪れた一弥は、その最上階の庭園に住む少女・ヴィクトリカと出会ったのでした。しかし、ヴィクトリカはその麗しい容姿とは裏腹に、なかなか一筋縄ではいかない一面も持っています。
世間から孤絶したような場所で暮らしているヴィクトリカですが、そんな彼女の元に警察の幹部であるグレヴィールがやって来ました。彼はヴィクトリカの存在を認めたくはないようですが、たぐいまれなヴィクトリカの智慧を犯罪捜査に利用していました。
今回グレヴィールが持ち込んだのは、とある屋敷での老婦人殺害事件でした。その概要を聞いたヴィクトリカは、その犯人をあっさり指摘してのけたのでした。しかし、新聞にはヴィクトリカが事件を解決したとは一言も触れられておらず、まるでグレヴィールが事件を解決したように書かれていました。
それに腹を立てた一弥は、グレヴィールの元へと乗り込み、事件解決のお礼として手に入れたクルーザーでの旅にヴィクトリカも同行させることを承諾させたのでした。ところが、出港を前に事件の犯人が逃げ出してしまい、ヴィクトリカと一弥はクルーザーに取り残されてしまいました。
その船の中で、ヴィクトリカは老婦人に宛てられた招待状を見つけました。それは豪華客船への招待状でした。
それを使って、ヴィクトリカと一弥は豪華客船へと乗り込んでしまったのでした。2人の行く手に待っているのは、いったい何なのでしょうか!?
原作を読んでいたせいか、第1話は内容が詰め込みすぎな気がしました。いきなり豪華客船での事件まで進まずに、もう少し学園でのヴィクトリカや一弥の様子を丁寧に描いてもいいのではないかと思えました。
でも、ヴィクトリカ役が悠木碧さんだったのは、はまり役だと納得できました。
原作は第1巻だけで挫折してしまいましたが、アニメはもう少し様子見してみたいと思います。
最終更新日 : 2022-10-30
桜庭さんには悪いですが、原作未読。 といいますか、しとらすは滅多に小説読まないし(読むのはたいていノン・フィクション)、血がドバーっと出てきたり人が殺されたりするシーンが大の苦手なので、ミステリーものは映像でも文章でもほとんど目にしません。 これもどうし... …
2011/02/23 19:49 ボヘミアンな京都住まい