![刀語 第九巻 / 王刀・鋸 【完全生産限定版】 [Blu-ray]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0042HRIZM.09.TZZZZZZZ.jpg)
汽口は七花が無刀で自分と立ち会うことに怒り出してしまいました。それが虚刀流の流儀なのだと言っても汽口は聞き入れません。そこでやむなく、七花は防具を着けて竹刀を持って汽口と戦うことになってしまったのでした。
しかし、刀なしなら無敵の七花も、刀を持った途端に嘘のように弱くなってしまいます。そんなわけで、この戦いにあっさりと七花は敗れてしまったのでした。
しかし、汽口はあまりの七花の弱さに、自分が卑怯な勝負をしたのではないかと思い込んでいました。そこで再び七花ととがめの前に現れた汽口は、自分の道場で七花を修行させた上で勝負をするべきだと言い出したのでした。
そして七花は、汽口の道場に通うことになりました。しかし、七花の様子をとがめがのぞきに行くと、なぜかいつも誤解を招くような状況を目撃してしまいます。七花が汽口に心変わりしたのではないかと思い込んだとがめは、激しい嫉妬に悩まされることになるのでした。(^^;
その頃、真庭鳳凰たちは富士の樹海に隠されていた毒刀・鍍を手に入れていました。毒々しい妖気を放ったその刀は、数多くの変体刀の中でもさらに禍々しいもののようです。
そんな毒刀・鍍を狙って、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門が動きました。右衛門左衛門の狙いは、真庭鳳凰にあったようですが、真庭鴛鴦に行く手を阻まれました。真庭鴛鴦は、忍法永劫鞭という防御に優れた技を繰り出して右衛門左衛門を翻弄します。その鉄壁の防御力は、右衛門左衛門の得意技である敵の後ろをとる技すら寄せ付けません。
しかし、そんな鴛鴦に対して、右衛門左衛門は銃撃するという手で鴛鴦を仕留めたのでした。右衛門左衛門の手にあった銃は、否定姫の屋敷に置かれていたもののようです。とすると、これが炎刀・銃なのでしょうか!?
・・・銃って、もう完全に刀じゃないですね。まあ、からくり人形やら鎧やら、今までにも変な刀が山ほど登場していますから、銃が出てくるのも時間の問題だったのかもしれませんが・・・。(^^;
一方、七花と汽口がいい関係というとがめの妄想はとまりません。七花が心変わりしたと思って、とがめは七花に当たり散らします。でも、ちゃんと策も考えていたようです。しかし、それには七花がこれまでに汽口から習った剣術が邪魔になります。それをとがめは、熱いキスで七花の頭から消し去ったのでした。(笑)
そして再び七花と汽口が対決することになりました。まずはとがめと汽口の将棋勝負から。これにとがめは、5勝4敗と勝ち越しました。そして次がいよいよ七花と汽口の戦いです。対峙した2人を前に、とがめはいきなり将棋の棋譜を読み上げ始めました。先ほどの勝負で、とがめが4敗したのは、このための布石だったようです。
とがめに心を乱された汽口は、あっさり七花から一本取られてしまったのでした。
その上で、ようやく汽口は七花が虚刀流の使い手であることを認めました。王刀・鋸は汽口の手元からなくなりましたが、汽口はこの後もしっかり道場を継いで生きていってくれそうですね。
残る刀も少なくなってきましたが、この後には真庭鳳凰や左右田右衛門左衛門が控えていて、七花たちも苦戦しそうですね。
今回はとにかく焼き餅を焼くとがめが可愛かったです。道場での七花たちの様子を見て、少女マンガ的な妄想が何度も爆発したのには大笑いさせてもらいました。(^^;
最終更新日 : -0001-11-30
出羽 天童将棋村 王刀・鋸を所持する汽口斬愧にとがめが将棋の勝負で勝ったとことで、刀をかけて七花と勝負させてもらえる権利を得る。 …
2011/01/08 14:06 本隆侍照久の館