![刀語 第八巻 / 微刀・釵 【完全生産限定版】 [Blu-ray]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B003ZGGSY8.09.TZZZZZZZ.jpg)
何度もその地を目指しながら、なかなかたどり着けなかった尾張へようやく七花ととがめはやって来ました。そこにあるひときわケバケバしい屋敷、それがとがめの屋敷でした。その地で七花は、とがめの宿敵である否定姫と対面することになりました。とがめと否定姫、なかなか腹黒い間柄のようです。(^^;
そこで否定姫は、江戸の不要湖に四季崎記紀の工房があったことを教えました。それを聞いたとがめは、右衛門左衛門の案内で不要湖へと向かったのでした。その地は記紀の残したからくり、日和号が湖を守っていました。そして、その日和号こそが、四季崎記紀の変体刀の1つ微刀・釵だったのでした。
その頃、真庭忍軍は新たな変体刀の情報を得ていました。しかし、所在ははっきりしないその刀を探すために、真庭海亀が信濃へと向かったのでした。そんな海亀を待ち構えていたのは、否定姫の腹心・右衛門左衛門でした。
右衛門左衛門は170年前に真庭忍軍に滅ぼされた相生忍軍の唯一の生き残りでした。そんな右衛門左衛門は、変体刀を探しにやって来た海亀をあっさりと殺したのでした。
いまだに正体がはっきりしない右衛門左衛門ですが、その実力はかなりのもののようですね。
そして気になるのは、否定姫の屋敷に置かれていた2丁の拳銃。盗まれては困るものだからこそ、あえて目につくところに大事なものではないように置くと、とがめが宿の主人に言っていましたが、屋敷にただの飾りのように置かれたあの拳銃こそ、七花やとがめが探している変体刀の1つなのではないでしょうか!?
日和号との戦いにあたり、とがめは徹底的に不要湖を調査しました。そして日和号の軌道、その能力までとがめは見切った上で七花と戦わせたのでした。しかし、今回の相手は刀自身である日和号です。それを壊してしまっては、変体刀を集めるという使命が果たせません。
そんな日和号にとがめがとった策は、燃料が尽きるまで戦わせることでした。日和号の行動を分析したとがめは、そのエネルギー源が太陽であることを見抜いていたのでした。
こうして七花ととがめは、新たな変体刀を手に入れることができました。否定姫の動きも気になりますし、真庭忍軍もこのままで終わるとは思えません。2人の行く手に待つのは、どんな戦いなのでしょうか!?
今回は、七花ととがめがラブラブでしたね。七花にお姫様抱っこされて赤くなるとがめとか、宿でキュウリをかじりながらのいちゃいちゃぶりとか、これまでになく2人のラブラブぶりが微笑ましかったです。
最終更新日 : -0001-11-30
『とがめと敵対する、幕府直轄内部監察所総監督・否定姫からの情報を頼りに、 次なる刀を求め、江戸の不要湖へと向かう二人。 そして二人は、辿り着いた不要湖で、微刀・釵を見つけたのだが、 その所有者は... …
2011/01/02 21:46 Spare Time