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2010-12-19 (Sun) 21:42

孤島パズル/有栖川 有栖

孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)有栖川有栖さんの「孤島パズル」を読み終えました。

この作品は、先に読んだ「月光ゲーム」に続く、英都大学の推理研究会に所属する作者と同名の有栖川有栖を語り手とした物語です。
2回生になった有栖は、同じ推理小説研究会の紅一点・有馬麻里亜に誘われて、部長の江神と共にマリアの別荘がある嘉敷島へとやって来ました。そこには、マリアの祖父が残したというダイヤモンドが埋められているのです。島に残された手がかりを元に、アリスたちは宝探しをするために島へと招かれたのでした。

ところが、彼らが宝探しを初めて早々、嵐の夜に別荘の住人がライフルで殺害されるという事件が起きました。そればかりか、その翌日には同じく島にやって来た画家が、自分の別荘で同じように殺害されているのが発見されました。いったい誰が、何の目的でこのような連続殺人を行おうとしているのか!?

無線機を破壊されて、島の外との連絡を絶たれたアリスたちは、独自の調査で島に眠る宝、そして殺人犯を捜すことになるのでした。

この作品も前作と同様、結末が明かされる前に「読者への挑戦状」が用意されていました。その後で明かされる推理は、論理的にとてもきれいなものでした。・・・が、私は今ひとつこの作品を楽しむことができませんでした。
宝探しや犯人捜しのパズルのような面白さは感じましたが、登場している人物が全体に薄っぺらい気がしました。主人公のアリスやマリアたちは、比較的人間らしさが感じられましたが、他の別荘に集まった住人たちは、何となく無個性でロボットみたいだな~と感じました。
それなりに楽しい作品だったのですが、この部分だけがちょっと残念でした。

最終更新日 : 2021-04-29

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