日々の記録

手塚賞入選を逃した最高と秋人は、その反省のためにジャック編集部を訪れました。

そこで２人は、担当編集者の服部さんから落選した理由を聞かされました。２人の作品は、マンガ家の受けはよかったものの、編集部の受けがあまりよくなかったのです。悪く言えば、ジャックらしくないマンガだったのです。
それを聞いた２人は、ジャック向けのマンガを目指して、服部さんにネームを見てもらうことになりました。

ところが、何本かネームを持ち込んだら、それは逆に今まで以上に面白くない作品になってしまっていました。ジャックらしい王道展開を目指したために、ストーリーもそれに縛られてありふれたものになってしまっていたのです。
それに気が付いた最高と秋人、服部さんは、あえてジャックの王道とは外れたマンガで勝負することを決めるのでした。ジャックの読者人気投票では、10人中２人が支持してくれれば、人気漫画の仲間入りができるらしいです。

今回は、最高が新妻エイジへの対抗心をむき出しにしたのが印象的でした。まだデビューすらしてない新人なのに、すでに連載を視野に入れているのが凄いですね。そんな最高を服部さんは否定しましたが、意外にも編集長はそんな最高の心意気を買ってくれました。面白いマンガ、それにまさるものはないのでした。

そんな燃える展開の裏で、前回恋人宣言した見吉が秋人にまとわりつくのが笑えました。少しでも秋人といる時間が欲しくて、見吉は仕事場まで乗り込んできてしまうのでした。でも、今の秋人にはマンガが最優先事項です。
そんな２人の今後は、最高と美保の関係と共に楽しみです。