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2010-09-20 (Mon) 19:41

マルドゥック・スクランブル(1) 圧縮/冲方 丁

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)冲方丁さんのSF小説、「マルドゥック・スクランブル」第1巻・圧縮を読み終えました。

少女娼婦のバロットは、賭博師のシェルに拾われて暮らしていました。ところが、バロットが自分の個人情報にアクセスしたことを知ったシェルは、バロットを自分の車に置き去りにして、車ごと爆死させようとしたのでした。
重傷を負ったバロットでしたが、シェルの犯罪を追っていたウフコックとドクターに救われました。蘇ったバロットは、シェルの犯罪を暴くために特別な力を手に入れていました。

卓越した空間認識能力、そして超高度な電子機器への干渉能力でした。さらにバロットは、ネズミの姿をした万能兵器ウフコックと行動を共にすることになりました。こうして無敵の少女戦士が誕生したのでした。
シェルの罪を告発するため、バロットは法務局を通してシェルを訴えました。そんなバロットを抹殺するために、シェルはウフコックのかってのパートナーであった、ボイルドという男を差し向けたのでした。

ボイルドは軍隊崩れの男たちを雇ってバロットが潜伏している施設を襲わせました。しかし、卓越した力を獲得したバロットは、たやすくその男たちを片付けたのでした。そんなバロットの前に、ボイルドが現れました。ボイルドは重力を自由に制御できる特殊能力を持っていました。バロットは必死で応戦しますが、じょじょにボイルドに追い詰められてしまうのでした。

読み始めた最初は、そのサイバーパンクな作風に戸惑いを感じました。しかし、物語のテンポがとてもよく、いつしか物語の世界に引き込まれていました。そして魅力的なのはバロットというキャラです。少女娼婦という悲惨な境遇に置かれていたバロットですが、その過去はさらにおぞましいものでした。そんなバロットの心の傷や痛みがしっかりと描かれていて、読み応えがありました。

最終更新日 : -0001-11-30

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