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2010-08-18 (Wed) 00:53

いざ志願! おひとりさま自衛隊/岡田 真理

いざ志願!おひとりさま自衛隊酔った勢いで、自衛隊の予備役である予備自衛官補に応募してしまった27歳女子の体験談をまとめた本でした。

語り口はかなりライトで、読み始めた最初の頃はこんなおちゃらけた女子がよく試験を突破したなあとか、よく訓練に参加したなあと思っていましたが、読み進むにつれておちゃらけたところはあるものの、どこか筋が一本通った人間に変わってゆくのが微笑ましかったです。

軍隊というか自衛隊に抵抗がある方もいるかもしれませんが、駐屯地で行われている訓練や生活の様子を読んでいると、厳しい中に優しさもあって、規律正しい生活をしている彼らが私はうらやましくなりました。

読んでいていろいろと感心させられるところはありましたが、特に印象に残ったことをいつくか紹介します。
訓練で使った銃の部品がなくなったら、それを部隊全員で見つかるまで探します。どんな備品1つも、国民の税金でまかなわれているという意識がそうさせているのですが、これは自衛隊だけでなく、他の公務員にも見習って欲しいことだと思いました。

また、猛暑の中で整列していた著者が貧血で倒れてしまった時、衛生科の隊員が自分の目が行き届かなかったことを責める場面も印象的でした。隊員1人1人を消耗品のように考えるのではなく、大切な人材として育て上げようという心遣いが感じられました。

そして、予備自衛官は普段は別の仕事をして、緊急時に招集される自衛官なのですが、そんな隊員に向かって隊長が訓練に送り出してくれた周囲の同僚や家族に感謝しろという話にも感激しました。自分1人を生かすために、いかに多くの人の協力が必要なのか、これほど考えさせられる言葉はありませんでした。

その後、著者は無事に予備自衛官補の訓練を終え、今では立派な予備自衛官になりました。この訓練を通して変わることができた著者が、本当にうらやましいと思いました。
最近は、個性や自主性ばかりが尊重される時代ですが、徹底的に規律に従う経験もどこかで必要なのではないかと思えました。その後、個性を重視した生き方をするにせよ、その経験は無駄にはならないように思いました。

最終更新日 : -0001-11-30

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