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2010-08-02 (Mon) 19:37

チベット旅行記(1)/河口 慧海

チベット旅行記(1) (講談社学術文庫 263)夢枕獏さんだったか、大藪春彦さんだったの本で知った河口慧海さんの「チベット旅行記(1)」を読み終えました。

明治時代、僧侶をしていた慧海さんは西遊記の三蔵法師のように、仏教の原典を得たいと考えました。しかし、それはチベットにいかなければ手に入りません。ところが、その当時チベットは鎖国していて、海外からの入国者を拒絶していました。それでもあふれる求道心から、どうしても原典をあきらめられない慧海さんは単身チベットへと向かったのでした。

とはいえ、いきなりチベットに行っても追い返されるだけです。そこで慧海さんは、まずインドに入り、そこでチベット語の勉強を始めたのでした。その一方、チベットからの巡礼者に話を聞いて、国境の警備が手薄なところを探す努力も怠りません。

こうしてチベット語を身につけた慧海さんは、いよいよチベットへと向けて旅立ちました。しかし、普通に行ったのでは入国できませんので、かなり大回りしてネパール経由でチベットを目指します。
この第1巻では、まだ慧海さんは旅の途中です。その行く手には、厳しい自然が行く手を阻むように広がっています。しかし、慧海さんはそれを知恵と勇気で乗り越えてゆくのでした。

1巻の後半。旅はかなり厳しくなり、慧海さんは何日も人と出会わないような場所へと踏み込みます。そこで水を手に入れることができなかったり、砂嵐にあったり、吹雪にあったり、何度も慧海さんは自分の命はこれまでかと思うような経験をしています。
しかし、仏教のご加護があったのか、慧海さんは何とか危機を切り抜けて旅を続けてゆきます。

書かれたのが明治時代のせいか、文章に若干読みづらいところがありますが、旅先の描写が細かくて、読んでいると自分も慧海さんと一緒に旅をしているような気分になれました。この後、どんな旅が慧海さんを待っているのか、2巻以降も楽しみです。(^^)

最終更新日 : -0001-11-30

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