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2010-07-29 (Thu) 00:00

アスファルトの虎 Part2/大藪 春彦

大藪春彦さんの「アスファルトの虎」第2巻を再読しました。

第1巻の終わりでFPレースで優勝した高見沢は、その後も順調に勝ち続けます。そして、第1位だったライバルの高木を抜いて、総合ポイントで1位となったのでした。そのまま総合優勝を決めた高見沢でしたが、高木はFP最終戦で高見沢と同型の新型マシンを投入してきました。それに不安を感じた高見沢でしたが、高木は新型マシンをうまく使いこなせずに自滅。高見沢はマシンの性能ではなく、実力で高木に勝ったと示すことができたのでした。

次の高見沢の目標は、F2のグランチャンで好成績を上げてF1にステップアップすることです。新たなレースに備えて、高見沢はマシンの発注、スポンサーとの契約金の交渉、そして裏の家業であるジゴロなど忙しい日々を過ごすのでした。さらに高見沢は体力アップのために、かねてからの仲間と共にイノシシ狩りにも出かけます。

ここまでの高見沢は順調すぎるほどに順調でしたが、思いがけないトラブルが高見沢を襲います。ジゴロ商売で高見沢は、首相夫人の中根崎恵子から政界の裏情報を仕入れます。それを後から何かに利用できるかと、テープに録音していたことを、政界の黒幕である田口に知られてしまいました。
田口は自らの私設ボディガードを使って、高見沢を拉致して録音テープを没収させました。その上で、高見沢は命を取られるかと思いきや、かって高見沢が軍隊に所属していたことを知った田口は、高見沢を殺し屋として雇うと言い出したのでした。

危険が大きい殺し屋など高見沢はやりたくありませんでしたが、それを拒否すれば命がありません。やむなく田口の申し入れを飲んだ高見沢は、その手始めとして田口を恐喝していた暴力団の動きを封じるために、暴力団同士の抗争を仕組むことになってしまったのでした。

どうにかその仕事をやり終えた高見沢は、再びレース活動に向けて動き始めました。チームマジクリーンのマネージャとして、他のチームの監督などで実績のある浅見を雇い入れ、タイヤメーカーのブリヂストンと契約して、隊やテストに協力する代わりに、F2レースなどでのタイヤ供給を受けることになったのでした。

こうして着々と高見沢は自分の野望を達成するために動きますが、またしても田口から連絡が入りました。田口に逆らった政敵をライフルで狙撃しろというのです。依頼を断るという選択肢を持たない高見沢は、またしても田口のために狙撃を引き受けることになるのでした。

第2巻では、高見沢は順調にレースで実績を上げる一方、裏の世界ともつながることになってしまいました。
田口に力を貸せば高額な報酬を手にすることができますが、逆に常に命の危険と背中合わせです。これまでのジゴロとレーサー稼業に加えて、暗殺者としての顔も持つことになった高見沢は、ますます危険な光を放つ野獣のようになってきましたね。

最終更新日 : -0001-11-30

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