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2010-07-25 (Sun) 21:50

アスファルトの虎 Part1/大藪 春彦

以前にも読んだことがある、大藪春彦さんの「アスファルトの虎」第1巻を再読しました。

以前読んだ時も面白いと思いましたが、再読してもやはり面白かったです。これまでに多くの大藪作品を読んできましたが、最長の長さを持つこの作品は全作品の集大成的な内容を持っていると思います。

主人公は、かってアメリカ軍に在籍してベトナム戦争で戦ったこともある高見沢優です。学生時代はボディービルで体を鍛え、コンクールでも何度も優勝の経験があります。しかし、今の高見沢の最大の目的は、F1のチャンピオンになって、それを少なくとも3シーズン維持することです。

その目的のためには、高見沢は手段を選びません。裏の家業であるジゴロで荒稼ぎして、金持ちの女性から大金を巻き上げて、それをレースにつぎ込んでいます。そうして得た金で高性能のマシンを手に入れた高見沢は、FPレースでの優勝を勝ち取るのでした。

読んでいて感心するのは、細部のディティールの細かさです。車や銃などのメカニック、アスレチックトレーニング、薬品、食事などこれでもかというくらい緻密に描き込まれています。それが時には物語の進行を妨げているはずなのに、読んでいるとそれが全く苦にならないのが不思議です。逆にその具体的な描写のおかげで、作品にとんでもない説得力が生まれていると思います。

以前感想を書いた時は、2巻以降はまとめ感想にしてしまいましたが、今回の再読では個別に感想を書いていけたらいいなあと思います。

最終更新日 : -0001-11-30

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