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2010-06-13 (Sun) 00:17

連帯惑星ピザンの危機/高千穂 遙

連帯惑星ピザンの危機 (クラッシャージョウ1) (ハヤカワ文庫JA)高千穂遙さんのクラッシャージョウ・シリーズ第1弾、「連帯惑星ピザンの危機」を読み終えました。

昔ソノラマ文庫で発売されていた時は、シリーズ通して読んだことはなかったのですが、リニューアル版が早川文庫から発売されていたので読んでみました。これまで原作を少しと劇場版アニメを見ただけだったのですが、古き良きスペースオペラという感じで面白かったです!

第1弾では、この先ジョウとチームを組むことになるヒロインのアルフィンが仕事の依頼主となりました。
ワープ航法を開発した人類が宇宙に幅広く進出している時代。その最先端には、宇宙のなんでも屋、命知らずのクラッシャーと呼ばれる存在がありました。そんなクラッシャーの1チームを率いるジョウは、救命カプセルで宇宙を漂流していた惑星ピザンの王女アルフィンを助けたのでした。

アルフィンの星では、野望を持った軍人ガラモスが、3Dテレビの電波を利用した催眠装置で国民を支配して、王宮に対して反乱を起こしたのでした。ただ1人、難を逃れたアルフィンは小型宇宙船でピザンから脱出、外部に援助を求めたのでした。
そんなアルフィンを拾ったことから、ジョウたちはガラモスに支配されたピザンへと向かうことになりました。

ジョウたちの前に立ちふさがる危機そして危機。それをジョウたちは、勇気と知恵と運に恵まれて、次々と危機を突破してゆくのでした。べたなスペースオペラではあるのですが、何度か改訂を経ているせいか、物語のテンポもよくて最後まで楽しく読むことができました。

この作品で印象的だったのは、宇宙船を使わずに連携された惑星感を移動できる力場チューブの存在でした。ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、随所でこの設定がうまく生かされていたと思います。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

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