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2009-11-03 (Tue) 18:14

アムネリアの罠/栗本 薫

アムネリアの罠―グイン・サーガ(40) ハヤカワ文庫JAグイン・サーガ第40巻、「アムネリアの罠」を読み終えました。

お話はパロでのリンダとナリスの婚礼から遡り、ケイロニアで起きたシルヴィア誘拐事件の顛末が語られました。
ケイロニアでのグインは、皇女シルヴィアの気に入りの存在になっていました。シルヴィアがあわやグインに告白か!?と思いましたが、その時到着した使者がそれを遮りました。使者は、ユラニアの最後のゴーラ皇帝・サウルが薨去したことを知らせるものでした。

ケイロニアは、平和を満喫していました。そんな中で、ユラニアからやって来たダンス教師が騒動を引き起こしました。なんと、そのダンス教師はアルド・ナリス並みの美青年だったのです。
しかし、そのダンス教師・エウリュピデスに不審を持ったグインは、彼のことを密かに調べさせるのでした。

そんなエウリュピデスに、シルヴィアはたちまちのうちに夢中になってしまいました。シルヴィアがグインだけでなく、エウリュピデスまで独占してしまったことで、宮中の貴婦人や侍女たちに口さがない噂話の材料を提供してしまったのでした。

そして、ついにエウリュピデスはその本性を現しました。色仕掛けでシルヴィアを籠絡すると、観兵式の隙を突いてシルヴィアを拉致したのでした。
ハゾスの調べでは、エウリュピデスの正体はユラニアでも有名な色事師だったのでした。まんまとシルヴィアを奪われてしまったグインは、無事にシルヴィアを取り戻すことができるのでしょうか!?

最終更新日 : 2022-10-30

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