日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

Top Page › 読書 › 海外文学 › それゆけ、ジーヴス/P.G.ウッドハウス
2009-09-30 (Wed) 23:53

それゆけ、ジーヴス/P.G.ウッドハウス

それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)ジーヴス・シリーズの1冊、「それゆけ、ジーヴス」を読み終えました。

国書刊行会の発売順では、この前に「よしきた、ジーヴス」という作品が刊行されているのですが、この「それゆけ、ジーヴス」ではジーヴスとバーティーとの初めての出会い、そして第5章と第6章の間に、先に読み終えた「比類なきジーヴス」のエピソードが入ってくると知って、先にこちらを読んでしまいました。

物語の基本的な構造は「比類なき・・・」と同じで、バーティーが友人や伯父、伯母が原因でさまざまな問題を抱え込んだのを、ジーヴスが見事に解決してみせるという展開です。いつもジーヴスの言いなりになっているのが癪で、時にバーティーも自力で事態を解決しようとするのですが、それは決して上手く行きません。(^^;
結局、最後にはいつものようにジーヴスの機知が全てを解決することになるのでした。

この本で楽しかったのは、いつもは物語はバーティー視点で語られるのですが、最後の一編だけはジーヴス視点から語られた物語があったことです。これを読むと、ジーヴスの意外な黒さや雇い主の操縦の仕方のうまさに驚かされました。
世間的には、バーティーがジーヴスの雇用主であるわけですが、2人の関係をみると常に主導権を握っているのはジーヴスですね。

最終更新日 : 2022-10-30

Comment