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2009-09-19 (Sat) 16:40

剣の誓い/栗本 薫

剣の誓い―グイン・サーガ(36) (ハヤカワ文庫JA)グイン・サーガ第36巻、「剣の誓い」を読み終えました。

フロリーと一緒に、モンゴールから夜逃げする計画を立てたイシュトヴァーンでしたが、ヴァラキアの提督カメロンが突然トーラスへとやって来たことで、計画に大きな狂いが出たのでした。カメロン歓迎の宴に出席したため、イシュトヴァーンはフロリーと落ち合う場所に行くことができなかったのです。
小姓に様子を見に行かせると、その場所に既にフロリーの姿はありませんでした。

その夜、カメロンと久しぶりに2人きりになったイシュトヴァーンは、現在の苦しい胸の内をカメロンに打ち明けたのでした。そんなイシュトヴァーンの話を、カメロンは静かに聞いてくれましたが、イシュトヴァーンの側にいるアリの存在には危惧を抱いているようです。

翌朝、フロリーがいなくなったことでアムネリスはうろたえています。そんなアムネリスをなだめたイシュトヴァーンでしたが、彼は自分のせいでフロリーが失踪したのだと自責の念に苦しめられるのでした。
そんなイシュトヴァーンにさらに追い打ちをかけるように、騎士宮にいるはずの彼のかっての盗賊仲間がいなくなっていることが知らされました。それを知って、さらにイシュトヴァーンは苦しむことになるのでした。

カメロンが他の使節団に先行してトーラスに到着したのは、ただイシュトヴァーンと早く会いたいからだけではありませんでした。今後のヴァラキアとモンゴールとの取引を、より有利に進めたいという目論見があったのでした。
しかし、モンゴールの宮廷に、こうしたことに通じている人物はいませんでした。そんな中、カメロンはようやく実質的にモンゴールの経済を取り仕切っているアリと密談することができたのでした。

カメロンとアリが密談していた宴会に、遅れてイシュトヴァーンはやって来ました。しかし、その様子はやつれていつもとは違っていました。フロリーのことや盗賊団仲間のことでショックを受けていたイシュトヴァーンでしたが、そんな彼をさらに傷つける知らせが待っていました。
パロからの使者が、リンダとナリスの婚儀が行われることを知らせたのです。

ショックを受けたイシュトヴァーンのところに向かおうとするカメロンを、アリが呼び止めました。そしてアリは、彼が行った恐ろしい企みとイシュトヴァーンへの狂気のような執着を明らかにしたのでした。
それを聞いたカメロンは、イシュトヴァーンに剣の誓いをして、ヴァラキアを捨ててずっとイシュトヴァーンの側にいると約束してくれたのでした。

最終更新日 : -0001-11-30

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