エーブから商売の話を持ちかけられたロレンス。しかし、それはホロを売るというとんでもない計画でした。
50人会議が終わり、毛皮の売買に関する条件が決まりました。それは、掛け売りではなく、現金での売買に限って売買を認めるというものでした。街の外には多くの商人が集まっていますが、大量の現金を持っている者は少ないです。そんな中、現金で大量の毛皮を買い付けることができれば、彼らに先んじて大儲けをすることができます。
そのための軍資金を獲得する方法として、エーブはホロを貴族の娘だといって売る方法を提案しました。もちろん本当にホロを売ってしまうのではなく、現金を獲得するための担保として利用するということです。
この儲け話にロレンスの心は揺らぎます。しかし、ホロの気持ちを気にして、話を進めることができません。
そんな中、この話にむしろ積極的なのはホロの方でした。ロレンスの夢を知っているホロは、この機会を利用してロレンスに大儲けをさせる相棒役を務めるつもりのようです。しかし、エーブの話にも不可解な点はあります。
早速、ロレンスはエーブと教会の関係など、独自に情報収集を開始するのでした。
その結果、知ることができたのは、エーブが教会と険悪な関係になってしまったことは本当のようです。しかし、エーブが商っていたのは、本人が言うように石像ではなく、どうやら塩のようです。
また、この街の教会の司祭は、権力志向が強いようです。そのために司教を選ぶ側にまわるために、いろいろと画策をしているようです。
この話には、いろいろと裏がありそうですが、ロレンスとホロはこの話に乗ることにしました。果たして、ロレンスとホロは見事に賭けに勝って大金を手に入れることができるのでしょうか!?
今回印象的だったのは、ロレンスと酒場の娘とのやり取りでした。酒場の娘は、ロレンスから他の女の匂いがすることに気がついて、ロレンスにいろいろと情報をもたらしてくれました。女っ気のない男よりも、他の女に関心を持たれている男の方が異性としては気になるものなのだそうです。
この話は、深いですよね。それまで何とも思ってなかった異性が、結婚するという話を聞いたりすると、何だかもったいないことをした、声をかけておけばよかったとか思ったりしますが、そのあたりの人の心の機微をうまく突いていますね。
50人会議が終わり、毛皮の売買に関する条件が決まりました。それは、掛け売りではなく、現金での売買に限って売買を認めるというものでした。街の外には多くの商人が集まっていますが、大量の現金を持っている者は少ないです。そんな中、現金で大量の毛皮を買い付けることができれば、彼らに先んじて大儲けをすることができます。
そのための軍資金を獲得する方法として、エーブはホロを貴族の娘だといって売る方法を提案しました。もちろん本当にホロを売ってしまうのではなく、現金を獲得するための担保として利用するということです。
この儲け話にロレンスの心は揺らぎます。しかし、ホロの気持ちを気にして、話を進めることができません。
そんな中、この話にむしろ積極的なのはホロの方でした。ロレンスの夢を知っているホロは、この機会を利用してロレンスに大儲けをさせる相棒役を務めるつもりのようです。しかし、エーブの話にも不可解な点はあります。
早速、ロレンスはエーブと教会の関係など、独自に情報収集を開始するのでした。
その結果、知ることができたのは、エーブが教会と険悪な関係になってしまったことは本当のようです。しかし、エーブが商っていたのは、本人が言うように石像ではなく、どうやら塩のようです。
また、この街の教会の司祭は、権力志向が強いようです。そのために司教を選ぶ側にまわるために、いろいろと画策をしているようです。
この話には、いろいろと裏がありそうですが、ロレンスとホロはこの話に乗ることにしました。果たして、ロレンスとホロは見事に賭けに勝って大金を手に入れることができるのでしょうか!?
今回印象的だったのは、ロレンスと酒場の娘とのやり取りでした。酒場の娘は、ロレンスから他の女の匂いがすることに気がついて、ロレンスにいろいろと情報をもたらしてくれました。女っ気のない男よりも、他の女に関心を持たれている男の方が異性としては気になるものなのだそうです。
この話は、深いですよね。それまで何とも思ってなかった異性が、結婚するという話を聞いたりすると、何だかもったいないことをした、声をかけておけばよかったとか思ったりしますが、そのあたりの人の心の機微をうまく突いていますね。
最終更新日 : 2022-10-30
第10話 「狼と孤独な微笑み」 おんやぁぁぁ~? 今回は、良かったです。 今まで、ホロとロレンス恋の行方の進展具合が判りづらいと... …
2009/09/17 23:11 まるとんとんの部屋