パロ各地で反乱軍が蜂起する中、クリスタルに駐留しているモンゴール軍が各地へと派遣されてゆきました。それを狙って、ついにクリスタル市民の蜂起が始まるのでした。
市民たちの蜂起は、まず学生街から起こりました。しかし、彼らには市民全てを蜂起に巻き込んでゆくような指導力がありません。そんな中、市民たちを導いたのは、リギアでした。彼女の扇動をきっかけに、クリスタル市民はクリスタル奪還に向けて動き始めたのでした。
しかし、重武装のモンゴール兵に、あり合わせの武器の市民軍では戦闘力に圧倒的な差がありすぎます。それを補うために、リギアは油を入れて火をつけた樽を転がして、モンゴール軍を混乱させます。さらに、同じ樽の中に市民を潜ませて、モンゴール兵を奇襲させたのでした。
その作戦は、一定の成果を上げましたが、武装にまさるモンゴール軍は体勢を整えて逆襲に出ます。そんな時、颯爽と現れたのは聖騎士部隊でした。そして、それを率いているのは、アムネリスとの婚礼で死んだと伝えられていたナリスだったのでした。
ナリスの死に、クリスタル市民は一気に勢いを取り戻しました。彼らは勢いのままに、城門を打ち破り水晶宮へと向かうのでした。
その頃、ナリスに入れ知恵されたカースロンは、司令官のタイランを討つために動き出していました。
しかしカースロンが裏切ったことは、既にタイランに知られていました。逃げ出したタイランを追ったカースロンでしたが、逆に兵士たちに取り囲まれて命を落としてしまったのでした。
クリスタル奪還のために手駒として利用されたカースロン。そんなカースロンのために、それまで彼の情人として仕えてきたリギアは、涙を流すのでした。しかし、ナリスにとってみれば、ここでカースロンが死んでくれたことは、むしろ歓迎すべき事でした。カースロンが亡くなったために、ナリスは彼を聖騎士とする必要もなくなったのですから・・・。
その頃、カウロス軍に行く手を阻まれたレムスたちは、パロに向かいたくても向かえない膠着状態に陥っていました。新王として即位したレムスですが、王としての経験が絶対的に不足していました。
レムスがいくら焦って臣下を煽っても、事態は全く動きを見せないのでした。
そんな中、クリスタルからの使者がレムスの元へとやって来ました。使者はレムスに、沿岸州諸国がモンゴールを撃つために動き出したこと、そしてナリスの手によってクリスタルが解放されたことを伝えたのでした。
本来であれば、新王としての威厳を見せつけるためにも、クリスタル解放は自らの手で成し遂げたかったレムスでしたが、その役割はナリスに奪われてしまったのでした。おまけに、さらに屈辱的なことに、ナリスからは膠着したカウロス軍との状況を打破する作戦さえ伝えられました。
しかし、自尊心を傷つけられたレムスは、ナリスの献策を焼き捨ててしまうのでした。
そして、グインとリンダの前に再びキタイの暗殺者が姿を現しました。原作ではクリスタル解放のあたりは、ナリス・サーガといった感じでしたが、アニメではグインの戦いの場面を挿入して、なんとかグインを主役に据え続けるつもりのようですね。(^^;
市民たちの蜂起は、まず学生街から起こりました。しかし、彼らには市民全てを蜂起に巻き込んでゆくような指導力がありません。そんな中、市民たちを導いたのは、リギアでした。彼女の扇動をきっかけに、クリスタル市民はクリスタル奪還に向けて動き始めたのでした。
しかし、重武装のモンゴール兵に、あり合わせの武器の市民軍では戦闘力に圧倒的な差がありすぎます。それを補うために、リギアは油を入れて火をつけた樽を転がして、モンゴール軍を混乱させます。さらに、同じ樽の中に市民を潜ませて、モンゴール兵を奇襲させたのでした。
その作戦は、一定の成果を上げましたが、武装にまさるモンゴール軍は体勢を整えて逆襲に出ます。そんな時、颯爽と現れたのは聖騎士部隊でした。そして、それを率いているのは、アムネリスとの婚礼で死んだと伝えられていたナリスだったのでした。
ナリスの死に、クリスタル市民は一気に勢いを取り戻しました。彼らは勢いのままに、城門を打ち破り水晶宮へと向かうのでした。
その頃、ナリスに入れ知恵されたカースロンは、司令官のタイランを討つために動き出していました。
しかしカースロンが裏切ったことは、既にタイランに知られていました。逃げ出したタイランを追ったカースロンでしたが、逆に兵士たちに取り囲まれて命を落としてしまったのでした。
クリスタル奪還のために手駒として利用されたカースロン。そんなカースロンのために、それまで彼の情人として仕えてきたリギアは、涙を流すのでした。しかし、ナリスにとってみれば、ここでカースロンが死んでくれたことは、むしろ歓迎すべき事でした。カースロンが亡くなったために、ナリスは彼を聖騎士とする必要もなくなったのですから・・・。
その頃、カウロス軍に行く手を阻まれたレムスたちは、パロに向かいたくても向かえない膠着状態に陥っていました。新王として即位したレムスですが、王としての経験が絶対的に不足していました。
レムスがいくら焦って臣下を煽っても、事態は全く動きを見せないのでした。
そんな中、クリスタルからの使者がレムスの元へとやって来ました。使者はレムスに、沿岸州諸国がモンゴールを撃つために動き出したこと、そしてナリスの手によってクリスタルが解放されたことを伝えたのでした。
本来であれば、新王としての威厳を見せつけるためにも、クリスタル解放は自らの手で成し遂げたかったレムスでしたが、その役割はナリスに奪われてしまったのでした。おまけに、さらに屈辱的なことに、ナリスからは膠着したカウロス軍との状況を打破する作戦さえ伝えられました。
しかし、自尊心を傷つけられたレムスは、ナリスの献策を焼き捨ててしまうのでした。
そして、グインとリンダの前に再びキタイの暗殺者が姿を現しました。原作ではクリスタル解放のあたりは、ナリス・サーガといった感じでしたが、アニメではグインの戦いの場面を挿入して、なんとかグインを主役に据え続けるつもりのようですね。(^^;
最終更新日 : 2022-10-30
全てはナリスの思うがままに(;´Д`) 何かここまで先が読めると恐ろしいですね。しかも他人が犠牲になっても淡々と作戦は進めてい... …
2009/08/30 16:27 欲望の赴くままに…。