記子が抜けてメンバーが足りなくなってしまった野球部は、新たなメンバーの獲得に向けて動き始めるのでした。
これまではセーラー服や袴で練習していましたが、本格的に野球をするにはやはり動きにくいです。
そこで呉服屋を営んでいる雪が、自宅に眠っていたモダンすぎて売れなかった運動着を持ってきてくれました。それを着て、野球部の練習にはますます熱が入ります。
しかし、メンバーが足りないので、毎日の練習は基礎トレーニングばかりです。その厳しさに音を上げた小梅たちは、早くメンバーを揃えて本格的な練習をしたいと動き出しました。
新しいメンバーとして乃枝が提案したのが、足の速い選手でした。そこで小梅たちは、足の速い選手を探すために、新聞部の記子のアドバイスを受けて、陸上部の見学に出かけました。
そこで乃枝が目をつけたのが、1年生の菊坂胡蝶でした。胡蝶は、陸上部の中では足の速い選手ではありませんでしたが、スタートダッシュの速さは抜きん出たものがありました。しかし、残念ながら胡蝶は野球部への入部を承知してくれませんでした。
仕方なく小梅たちは、別の方法を考えます。足の速い選手が見つからないなら、自分たちが足が速くなればいいと、車屋さんから人力車を借りてきました。しかし、この練習方法は他の部に迷惑をかけてしまって失敗。結局、お話は振り出しに戻ってしまいました。
野球部への入部を断った胡蝶は、なんと鏡子と寮で同室でした。運動が得意でもない鏡子が、なぜ野球をやっているのか不思議に思う胡蝶でしたが、それに鏡子は大好きな巴お姉様から必要とされているからと答えるのでした。
そんな中、再び乃枝が胡蝶に声をかけてきました。試しに野球部の練習に参加してみることになった胡蝶は、そこで圧倒的な足の速さを見せつけるのでした。スタートダッシュが早い胡蝶の足の速さは、陸上よりも塁間の短い野球に向いていたのでした。
みんなから絶賛されて、必要とされる胡蝶でしたが、まだ陸上部への思いは捨てられません。
そんな胡蝶の心を開いてくれたのは、アンナ先生の英語の授業でした。1つの扉が閉ざされていても、別の扉が開いている。その言葉に励まされた胡蝶は、ようやく野球部への入部を決意してくれたのでした。
これでいよいよ本格的な練習に入れると思いきや、基礎体力不足をアンナ先生に指摘されて、結局小梅たちは基礎トレーニング漬けの日々が続くのでした。(^^;
今回は、胡蝶が野球部に入部するまでの心の動きが細やかに描かれていてよかったです。
その一方で、野球部の練習でクタクタの小梅を見て、両親は心配しています。これが今後、小梅が野球を続ける障害となるかもしれませんね。
今回笑ったのは、人力車レースでした。無駄にハイテンションな巴と環も笑えましたが、人力車に乗っていた雪が、それ程自分の体重が重いわけではないと強調していたのがおかしかったです。
これまではセーラー服や袴で練習していましたが、本格的に野球をするにはやはり動きにくいです。
そこで呉服屋を営んでいる雪が、自宅に眠っていたモダンすぎて売れなかった運動着を持ってきてくれました。それを着て、野球部の練習にはますます熱が入ります。
しかし、メンバーが足りないので、毎日の練習は基礎トレーニングばかりです。その厳しさに音を上げた小梅たちは、早くメンバーを揃えて本格的な練習をしたいと動き出しました。
新しいメンバーとして乃枝が提案したのが、足の速い選手でした。そこで小梅たちは、足の速い選手を探すために、新聞部の記子のアドバイスを受けて、陸上部の見学に出かけました。
そこで乃枝が目をつけたのが、1年生の菊坂胡蝶でした。胡蝶は、陸上部の中では足の速い選手ではありませんでしたが、スタートダッシュの速さは抜きん出たものがありました。しかし、残念ながら胡蝶は野球部への入部を承知してくれませんでした。
仕方なく小梅たちは、別の方法を考えます。足の速い選手が見つからないなら、自分たちが足が速くなればいいと、車屋さんから人力車を借りてきました。しかし、この練習方法は他の部に迷惑をかけてしまって失敗。結局、お話は振り出しに戻ってしまいました。
野球部への入部を断った胡蝶は、なんと鏡子と寮で同室でした。運動が得意でもない鏡子が、なぜ野球をやっているのか不思議に思う胡蝶でしたが、それに鏡子は大好きな巴お姉様から必要とされているからと答えるのでした。
そんな中、再び乃枝が胡蝶に声をかけてきました。試しに野球部の練習に参加してみることになった胡蝶は、そこで圧倒的な足の速さを見せつけるのでした。スタートダッシュが早い胡蝶の足の速さは、陸上よりも塁間の短い野球に向いていたのでした。
みんなから絶賛されて、必要とされる胡蝶でしたが、まだ陸上部への思いは捨てられません。
そんな胡蝶の心を開いてくれたのは、アンナ先生の英語の授業でした。1つの扉が閉ざされていても、別の扉が開いている。その言葉に励まされた胡蝶は、ようやく野球部への入部を決意してくれたのでした。
これでいよいよ本格的な練習に入れると思いきや、基礎体力不足をアンナ先生に指摘されて、結局小梅たちは基礎トレーニング漬けの日々が続くのでした。(^^;
今回は、胡蝶が野球部に入部するまでの心の動きが細やかに描かれていてよかったです。
その一方で、野球部の練習でクタクタの小梅を見て、両親は心配しています。これが今後、小梅が野球を続ける障害となるかもしれませんね。
今回笑ったのは、人力車レースでした。無駄にハイテンションな巴と環も笑えましたが、人力車に乗っていた雪が、それ程自分の体重が重いわけではないと強調していたのがおかしかったです。
最終更新日 : 2022-10-30
屍累々・・・ 今回のお話はそう言うお話でした。 人数不足を理由にアンナ先生は基礎体力造りに専念すると言う事でみんなにランニングをさせた。おかげで体力があろうと無かろうと大差無くみんなバテバテ… どうにかして、そのランニングから逃れようとしていろいろ策を練... …
2009/08/29 03:20 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋