突然暴れ出したリランに噛まれて、エリンがケガをしてしまうお話でした。
エサル先生との旅行で少しは元気を取り戻しましたが、それでもジョウンのことを思い出すと悲しくなってしまうエリンでした。そんなエリンを気遣って、帰省から戻ったユーヤンがエリンのことを心配してくれます。そんなユーヤンに、エリンは早く一人前になりたいと話すのでした。
今回最大の驚きは、リランが女の子だったことです!!!
今までてっきり雄だと思っていたのに、実は雌だったんですね。王獣の性別を判定するのは難しいんですねえ。(^^;
リランはこのところ、毛が抜けてしまってボロボロです。成獣になる前に、子供の頃の毛が抜けて新しい毛に生え替わるようです。毛が生え替わるのが痒いのか、リランはしきりに木の幹に体をこすりつけています。それを見たエリンは、ブラシでリランの体をこすってあげるのでした。
しかし、リランの体をこするのには、馬用のブラシでも小さすぎます。エリンはヌックとモックに頼んで、リラン用の大きなブラシを作ってもらうのでした。
そのブラシで毛をすいてもらって、リランはとっても気持ちよさそうです。しかし、そんなリランの表情が突然変わりました。何が気に入らなかったのか、突然牙を剥いてエリンに襲いかかったのです!
それが原因で、エリンは何針も縫うようなケガを負ってしまいました。そんなエリンに、エサル先生はこれからは音なし笛を使うように言います。しかし、恐怖でリランを従わせるようなことは、エリンはしたくありませんでした。珍しくエリンは先生に逆らって、あくまで笛を使わないと言い張るのでした。
そんなエリンに、エサル先生はそれなら遺書を用意しておけと厳しい指導をするのでした。
ケガをした後、しばらくエリンはリランの所へ赴くことができませんでした。さすがのエリンも、今回のリランの行動には恐怖を感じたのでした。しかし、これまでリランと必死に心を通わせようとしてきた日々を思いだしたエリンは、再びリランの元へと向かったのでした。
人間と獣、それは恐怖に寄ってではなく、お互いに理解し合うことができるのでしょうか!?
今回は、お話は単純でしたが、テーマとしてはかなり深いものを持った内容だったと思います。
王獣だけでなく、他の獣とも人間は恐怖で相手を支配して付き合ってきました。心が通い合っていると思っている飼い犬や飼い猫でさえ、時に思いがけない行動に困惑させられることがあります。それが、ましてや巨大な王獣だったら、傷を負ったり、場合によっては命さえ奪われてしまうことがあるのかもしれません。
それでも、人間に害をなす=悪と決めつけないで、その行動の裏にあるものを理解してあげようとすることが大切なのかもしれませんね。
エサル先生との旅行で少しは元気を取り戻しましたが、それでもジョウンのことを思い出すと悲しくなってしまうエリンでした。そんなエリンを気遣って、帰省から戻ったユーヤンがエリンのことを心配してくれます。そんなユーヤンに、エリンは早く一人前になりたいと話すのでした。
今回最大の驚きは、リランが女の子だったことです!!!
今までてっきり雄だと思っていたのに、実は雌だったんですね。王獣の性別を判定するのは難しいんですねえ。(^^;
リランはこのところ、毛が抜けてしまってボロボロです。成獣になる前に、子供の頃の毛が抜けて新しい毛に生え替わるようです。毛が生え替わるのが痒いのか、リランはしきりに木の幹に体をこすりつけています。それを見たエリンは、ブラシでリランの体をこすってあげるのでした。
しかし、リランの体をこするのには、馬用のブラシでも小さすぎます。エリンはヌックとモックに頼んで、リラン用の大きなブラシを作ってもらうのでした。
そのブラシで毛をすいてもらって、リランはとっても気持ちよさそうです。しかし、そんなリランの表情が突然変わりました。何が気に入らなかったのか、突然牙を剥いてエリンに襲いかかったのです!
それが原因で、エリンは何針も縫うようなケガを負ってしまいました。そんなエリンに、エサル先生はこれからは音なし笛を使うように言います。しかし、恐怖でリランを従わせるようなことは、エリンはしたくありませんでした。珍しくエリンは先生に逆らって、あくまで笛を使わないと言い張るのでした。
そんなエリンに、エサル先生はそれなら遺書を用意しておけと厳しい指導をするのでした。
ケガをした後、しばらくエリンはリランの所へ赴くことができませんでした。さすがのエリンも、今回のリランの行動には恐怖を感じたのでした。しかし、これまでリランと必死に心を通わせようとしてきた日々を思いだしたエリンは、再びリランの元へと向かったのでした。
人間と獣、それは恐怖に寄ってではなく、お互いに理解し合うことができるのでしょうか!?
今回は、お話は単純でしたが、テーマとしてはかなり深いものを持った内容だったと思います。
王獣だけでなく、他の獣とも人間は恐怖で相手を支配して付き合ってきました。心が通い合っていると思っている飼い犬や飼い猫でさえ、時に思いがけない行動に困惑させられることがあります。それが、ましてや巨大な王獣だったら、傷を負ったり、場合によっては命さえ奪われてしまうことがあるのかもしれません。
それでも、人間に害をなす=悪と決めつけないで、その行動の裏にあるものを理解してあげようとすることが大切なのかもしれませんね。
最終更新日 : -0001-11-30
* by のらりんはうす
こんにちは。
今回はまさかの展開でしたね。
>何が気に入らなかったのか
…ブラシが毛に引っ掛かっちゃったみたいですね。人間でもこれは痛い。
エリン流血シーンはかなりリアルでぞくりときちゃいました。
人間と動物の相互理解の難しさを改めて感じた今回のお話でした。
犬もきちんとしつけないと手がつけられなくなっちゃうしなあ…うーん難しい。
今回はまさかの展開でしたね。
>何が気に入らなかったのか
…ブラシが毛に引っ掛かっちゃったみたいですね。人間でもこれは痛い。
エリン流血シーンはかなりリアルでぞくりときちゃいました。
人間と動物の相互理解の難しさを改めて感じた今回のお話でした。
犬もきちんとしつけないと手がつけられなくなっちゃうしなあ…うーん難しい。
* by 横溝ルパン
こんばんは。コメントありがとうございます。
>五遷・主簿さん
可愛いリランの姿を見ていると忘れてしまいますが、王獣は本来闘蛇さえも倒してしまう凶暴な獣なんですよね。
そんな獣と付き合うことの難しさや怖さを、改めて感じさせてくれるお話でしたね。
今のところ最終回は全く想像もできませんが、リランが野生に帰ってめでたし、めでたしとはなりそうもないですね。
この先、エリンにどんな運命が待っているのか楽しみですね。
>のらりんはうすさん
リランが怒ったのは、ブラシが毛にひっかかっちゃったからだったんですね。確かに、これは痛いですよね。(^^;
とはいえ、それで襲われたエリンは、もっと大きな傷を負ってしまいましたね。可愛いだけでない、王獣としてのリランの怖さを改めて感じさせられる描写でしたね。
人間と動物。それが本当にわかり合うのは、本当に難しいことですよね。犬や猫でも、突然懐いていた飼い主に襲いかかったりすることがありますものね。
>五遷・主簿さん
可愛いリランの姿を見ていると忘れてしまいますが、王獣は本来闘蛇さえも倒してしまう凶暴な獣なんですよね。
そんな獣と付き合うことの難しさや怖さを、改めて感じさせてくれるお話でしたね。
今のところ最終回は全く想像もできませんが、リランが野生に帰ってめでたし、めでたしとはなりそうもないですね。
この先、エリンにどんな運命が待っているのか楽しみですね。
>のらりんはうすさん
リランが怒ったのは、ブラシが毛にひっかかっちゃったからだったんですね。確かに、これは痛いですよね。(^^;
とはいえ、それで襲われたエリンは、もっと大きな傷を負ってしまいましたね。可愛いだけでない、王獣としてのリランの怖さを改めて感じさせられる描写でしたね。
人間と動物。それが本当にわかり合うのは、本当に難しいことですよね。犬や猫でも、突然懐いていた飼い主に襲いかかったりすることがありますものね。
>それが原因で、エリンは何針も縫うようなケガを負ってしまいました。
八針も縫う怪我って相当にひどかったのでは…。まあ、闘蛇を喰ってしまう程ですから牙も鋭く太いんでしょうね。
>テーマとしてはかなり深いものを持った内容
アライグマのラスカルみたいに最後で野生に帰す話ではなくなったような気がします。血生臭い展開は嫌だな。