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2009-06-03 (Wed) 19:52

紅の密使/栗本 薫

紅の密使―グイン・サーガ(12)グイン・サーガ第12巻、「紅の密使」を読み終えました。

前半は、これまでの流れから離れて沿岸州諸国の動向が描かれました。アグラーヤの王ボルゴ・ヴァレンは、自らの娘アルミナ姫をレムスと婚約させて、パロの援護にまわることを約束しました。しかし、沿岸州諸国には六国の会議によって行動を起こすという盟約があるため、ボルゴ王は沿岸州会議の開催を決定したのでした。

しかし、六国それぞれの思わぬが交錯して、会議は簡単にはまとまりそうにありません。その中でも、特に援軍の派遣に反対してきそうなのが自由貿易都市ライゴールでした。ライゴールは、モンゴールとの貿易で大きな利益を上げていたからです。
会議を前に、ライゴールの評議長アンダヌスは、各国の勢力と密約を交わしてボルゴ王の提案を否決しようと謀ります。

会議は荒れに荒れて、結論が出るまでに議論は紛糾しましたが、最終的には出兵を認めるということであっけなく決着しました。それまで出兵反対を訴えていた勢力が手を返したのには、一体どんな理由があるのでしょうか!?
また、アンダヌスは一体どんな経路でパロのクリスタル公ナリスが生きていることを知ったのでしょうか!?

そんな中、アグラーヤへとやって来ていたイシュトヴァーンは、モンゴールの間者と知り合いました。ふとした偶然から、イシュトヴァーンはその間者が持っていた密書を手に入れました。それをモンゴールへと届ければ、彼は大きな出世を果たすことができます。
しかし、イシュトヴァーンはノスフェラスの戦いで、自分がモンゴール軍に顔を覚えられているかもしれない危険に気がつきました。彼はその情報を、敵国であるパロに売ろうとしますが、果たしてそれは上手く行くのでしょうか!?

イシュトヴァーンがらみでもう1つ気になるのは、ヴァラキアの提督カメロンがイシュトヴァーンに目をかけていたらしいことです。しかし、カメロンはイシュトヴァーンが間者から密書を受け取ったことを知ってしまいました。それが原因で、イシュトヴァーンとカメロンは敵対することになってしまうのでしょうか!?

そして最後は、レムスとリンダの動向が描かれました。アルゴス軍の援助を得て、パロへと兵を進めたレムスたちでしたが、その前にカウロスの軍勢が立ち塞がり、戦いは膠着状態に陥っていました。
そんな中、レムスは王としての自分の資質に不安を感じつつ、王としての威厳を示そうとしていますが、どうやらそれはから滑りしてしまっています。

そんな時、2つの知らせがレムスにもたらされました。1つは、沿海州の軍勢がモンゴールとの戦いに向けて動き始めたこと。もう1つは、殺されたはずのナリスが生きていたという知らせでした。しかも、ナリスが中心となった義勇軍が、クリスタル・パレスをモンゴールから取り戻したというのです。
レムスにとっては、ナリスが生きていたという知らせの方が、より衝撃が大きかったようです。この黒キャラナリスは、何やらレムスに策を授けたようですが、レムスはそれに素直に従うのでしょうか!?

最終更新日 : 2022-10-30

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