王獣の幼獣リランの世話を任されることになったエリン。しかし、下級生のエリンが突然リランの世話を任されたことで、トムラ先輩は面白くないようです。
エリンが幼獣リランの世話を任されたことは、あっという間に学舎に知れ渡りました。ユーヤンは、エリンが飛び級で最上級生になってしまったのかと心配しますが、エリンは1ヶ月だけリランの世話を任されただけだと説明するのでした。
しかし、急にエリンが世話を任されたことで、トムラ先輩は面白くありません。トムラだって最上級生の仲で優秀だからこそ、リランの世話を任されたのでしょう。それが上手く行かないからといって、いきなり下級生のエリンが割り込んできたら嫌味の1つも言いたくなるものです。(^^;
みんなから慕われている先輩なのでしょうが、ついトムラはエリンがエサル先生に取り入ってリランの世話を任されたのかと問い詰めてしまいました。そんなトムラ先輩の批判に、エリンは無言で答えたのでした。
リランの世話を任されて以来、エリンはより王獣一直線になりました。食事もろくにせず、夜もリランの側に寄り添って、徹底的にリランの様子を観察したのでした。そんなエリンの姿に、トムラも心を動かされたようです。なぜ、そこまでリランのために一生懸命になるのかと尋ねるトムラに、エリンは自分も幼い頃に無理矢理お母さんと引き離されたからだと答えるのでした。(/_;)
そして、観察を続けたエリンはリランが光を怖がっている事に気がつきました。幼い王獣は、小さな頃は親にしっかりと守られて、上から光があたることはありません。それに気づいたエリンは、トムラ先輩に頼んでエサル先生の許可を得て、王獣舎の壁の一部を壊す許可をもらったのでした。
足下から差し込んできた光に、リランは初めて鳴き声を立てました。しかし、そんなリランが何を訴えようとしているのかわからず、エリンは泣き崩れるのでした。
それからも、エリンはリランの側に寄り添い続けました。昔のことを思い出したエリンは、イアルからもらった竪琴のことを思い出しました。試しに竪琴の音をリランに聞かせてみましたが、リランは何の反応もしません。ところが、毛布にくるまったエリンが、偶然竪琴を落とした時にたてた音が、王獣が幼獣を呼ぶときと同じ音をたてたのです。
エリンの竪琴に応えて、リランも鳴き声を返します。まだエリンとリランの気持ちが完全に繋がったわけではありませんが、これがきっかけになって何か道が開けそうですね。(^^)
今回は、エリンがリランの世話をする、それだけの話なのに見応えがありました。特にリランの表情がしっかりと描かれていたのがよかったです。そして、1話だけであっさりとリランがエリンに懐いてしまわなかったのもよかったです。
野生の獣は、簡単に人に懐いたりしません。子供の頃に傷ついた鳥を拾って介抱したことがあるのですが、簡単には餌を食べてはくれませんでした。「アルプスの少女ハイジ」で描かれたように、簡単に野生の獣は人に懐てくれないものなんだと、子供心に衝撃を受けたことを思い出しました。
今回ちょっとよかったのは、トムラ先輩のことを心配している下級生でした。エリンにリランの世話を奪われたトムラの様子を見つめている場面が、なんとなく愛が感じられてよかったです。(^^;
エリンが幼獣リランの世話を任されたことは、あっという間に学舎に知れ渡りました。ユーヤンは、エリンが飛び級で最上級生になってしまったのかと心配しますが、エリンは1ヶ月だけリランの世話を任されただけだと説明するのでした。
しかし、急にエリンが世話を任されたことで、トムラ先輩は面白くありません。トムラだって最上級生の仲で優秀だからこそ、リランの世話を任されたのでしょう。それが上手く行かないからといって、いきなり下級生のエリンが割り込んできたら嫌味の1つも言いたくなるものです。(^^;
みんなから慕われている先輩なのでしょうが、ついトムラはエリンがエサル先生に取り入ってリランの世話を任されたのかと問い詰めてしまいました。そんなトムラ先輩の批判に、エリンは無言で答えたのでした。
リランの世話を任されて以来、エリンはより王獣一直線になりました。食事もろくにせず、夜もリランの側に寄り添って、徹底的にリランの様子を観察したのでした。そんなエリンの姿に、トムラも心を動かされたようです。なぜ、そこまでリランのために一生懸命になるのかと尋ねるトムラに、エリンは自分も幼い頃に無理矢理お母さんと引き離されたからだと答えるのでした。(/_;)
そして、観察を続けたエリンはリランが光を怖がっている事に気がつきました。幼い王獣は、小さな頃は親にしっかりと守られて、上から光があたることはありません。それに気づいたエリンは、トムラ先輩に頼んでエサル先生の許可を得て、王獣舎の壁の一部を壊す許可をもらったのでした。
足下から差し込んできた光に、リランは初めて鳴き声を立てました。しかし、そんなリランが何を訴えようとしているのかわからず、エリンは泣き崩れるのでした。
それからも、エリンはリランの側に寄り添い続けました。昔のことを思い出したエリンは、イアルからもらった竪琴のことを思い出しました。試しに竪琴の音をリランに聞かせてみましたが、リランは何の反応もしません。ところが、毛布にくるまったエリンが、偶然竪琴を落とした時にたてた音が、王獣が幼獣を呼ぶときと同じ音をたてたのです。
エリンの竪琴に応えて、リランも鳴き声を返します。まだエリンとリランの気持ちが完全に繋がったわけではありませんが、これがきっかけになって何か道が開けそうですね。(^^)
今回は、エリンがリランの世話をする、それだけの話なのに見応えがありました。特にリランの表情がしっかりと描かれていたのがよかったです。そして、1話だけであっさりとリランがエリンに懐いてしまわなかったのもよかったです。
野生の獣は、簡単に人に懐いたりしません。子供の頃に傷ついた鳥を拾って介抱したことがあるのですが、簡単には餌を食べてはくれませんでした。「アルプスの少女ハイジ」で描かれたように、簡単に野生の獣は人に懐てくれないものなんだと、子供心に衝撃を受けたことを思い出しました。
今回ちょっとよかったのは、トムラ先輩のことを心配している下級生でした。エリンにリランの世話を奪われたトムラの様子を見つめている場面が、なんとなく愛が感じられてよかったです。(^^;
最終更新日 : 2022-10-30
エリン、リランの世話係に抜擢!!けれど、それまで世話を任されていたトムラは面白 …
2009/06/07 19:15 スターライト☆ステージ