
海賊船に乗り込んだグインたちでしたが、船は嵐に遭いグインは海中へと消えてしまいました。残されたリンダ、レムス、イシュトヴァーン、スニは、生き残った海賊たちと共に難破寸前の船に取り残されてしまったのでした。
海賊たちに襲われて、リンダたちは窮地に陥りますが、レムスが機転を利かせてなんとか海賊たちとの共生が成立しました。
そして、リンダとイシュトヴァーンの間にはいつの間にか恋が芽生えていたのでした。でもこのカップル、しょっちゅうケンカばかりしてますよね。(笑)
そんな中、イシュトヴァーンは生き延びるために、船の近くに島がないか探しました。海賊たちの隙を突いて島へと上陸したリンダたちでしたが、それに気づいた海賊たちに襲われて絶体絶命の大ピンチに陥ってしまうのでした。
それを救ってくれたのは、謎の快速船に救われて一足先に島へと上陸していたグインでした。グインを助けた謎の船、それはグインについて何か知っているのでしょうか!?
そして、今まで臆病で泣き虫でしかなかったレムスが、どんどん黒キャラになっているのが無気味です。(^^;
後半は、パロの都クリスタルでのナリスの陰謀が描かれました。命令無視のアストリアスは、途中でマリウスに関わったりもしながら、何とかクリスタル・パレスまでたどり着きました。しかし、通行手形がないために、モンゴール兵に詰問されて中へ入ることができません。
そんなアストリアスを救ったのは、魔導士のヴァレリウスでした。マリウスにかけられた暗示によって、アストリアスはナリスの手駒として利用されそうな雰囲気ですね。
そんなナリスは、表面上はアムネリスとのラブラブの日々を過ごしています。腹心の部下にすら本心を明かさないナリスですが、その暗い心の奥底では何を考えているのでしょうか!?
そして、アムネリスは完全にナリスに骨抜きにされてしまいましたね。ナリスに夢中なあまり、アルゴス方面で異変があったことさえアムネリスは無関心です。これまで恋には縁がなかったアムネリスだけに、どっぷりと恋の深みにはまりこんでいるようです。
その頃、アルゴスからパロを目指していたベック勇猛公は、リャガの街でカウロス軍と遭遇して行く手を阻まれていました。それを知った黒太子スカールは、ただちに援軍を送ろうとしますが、アルゴスの国王スタックの元にはパロから使者がやって来ていました。
その使者は、スカールにとって胸くそ悪くなるような謀を持って、アルゴスへとやって来たようです。それは多分、ナリスが差し向けたのではないかと思いますが、一体何を目論んでいるのでしょうか!?
パロからの使者のせいで、アルゴス正規軍を動かせないスカールは、騎馬の民グル族たちを引き連れてベックの援護へと向かいました。彼らが駆けつけたことで、スカールの勇猛さを知っているカウロス軍は退却、リャガの街はスカールたちに城門を開いて迎え入れたのでした。
グインたちの運命も気になりますし、パロの都でナリスが何を目論んでいるのかも気がかりです。そうそう。イシュトヴァーンがリンダを、そしてナリスがアムネリスを共に「光の公女」と呼んでいるのも気になりますね。果たして本当の光の公女は、どちらなのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30