日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


学生時代に買って以来、何度も読み返しているのが「三毛猫ホームズの青春ノート」です。三毛猫ホームズとタイトルにありますが、ミステリーの三毛猫ホームズ・シリーズとは何の関係もありません。
この本、何度も読み返したのでボロボロになってしまいましたが、いまだに手放すことができずに手元に置いてあります。それは、この本に書かれている内容がとても共感できるからです。

この本では、赤川さんが若い頃にどんな本を読んでどんなことを考えていたかが書かれています。それに影響されてヘッセやツヴァイクなどの純文学を何冊も読みました。この本の中で純文学を読むのは見栄もあると素直に書かれているのに、とても共感しました。自分自身を振り返って考えてみても、内容的な興味だけならとてもあのぎっしりつまった文章を読み切ることはできなかったと思います。

この本ではほとんど触れられていませんが、赤川さんの影響で古典ミステリーもかなり読みました。コナン・ドイル、クリスティ、クィーン、ルブラン。改めて考えてみると、学生時代の読書傾向には赤川さんが絶大な影響力を持っていたんだなあと思います。

本だけでなく、古典的な映画をたくさん見るようになったのも赤川さんの影響です。この本や別の出版社から発売されていた三毛猫ホームズの映画館では、赤川さんはヨーロッパの映画を数多く紹介されていましたが、私がよく見たのは古いアメリカ映画でした。
ヨーロッパの古い映画も何本かみてみましたが、明るく楽しい雰囲気のアメリカ映画と違い、暗く重い雰囲気がどうも自分の好みに合いませんでした。

本の話に戻りますが、赤川さんの真似をして手帳に読んだ本や見た映画のタイトルをメモしていたのも懐かしい思い出です。その手帳は今でも取ってありますが、後から読み返してみるとその時の自分が何を考えていたのかわかって、自分の青さが恥ずかしくなると共に懐かしさがこみ上げてきました。

今回久しぶりにこの本を読み返して、自分が本を読むことをやめられなくなったのは赤川さんのおかげだなあと思います。この本との出会いがなかったら、今ほど本を読むようにはなっていなかったと思います。
このところ読書欲が減退していたのですが、この本を読んでいたら久しぶりに純文学でも読んでみようかという気にさせられました。

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