大藪春彦さんのハイウェイ・ハンター・シリーズ第3弾、「狼は暁を駆ける」を読み終えました。
前作の終わりで新たな指令を受けた西城は、暴力団同士の抗争が激しくなっている九州へと乗り込みました。その頃九州では、全国制覇を狙う山野組の援助を得た石田組と、地元の暴力団を終結させた大山組が激しい対立を繰り返していました。
手始めに石田組系のチンピラを締め上げた西城は、彼らの使用している武器がソ連製の拳銃や短銃であることに気がつきました。
その詳しい入手経路を探るうちに西城は、暴力団の背後で暗躍している一団がいることを知るのでした。
今までのシリーズでは一番長い作品ということもあり、西城の活躍を堪能することができました。
危険地帯に身を投じる西城ですが、その合間にはきちんと隠れ家を確保して、傷の手当てや食料をむさぼり食う描写などに説得力が感じられました。
また、お話的にもなかなか見えない真の敵の正体がようやくわかったかと思ったら、さらにその先の謎が隠されていたのもよかったです。(^^)
前作の終わりで新たな指令を受けた西城は、暴力団同士の抗争が激しくなっている九州へと乗り込みました。その頃九州では、全国制覇を狙う山野組の援助を得た石田組と、地元の暴力団を終結させた大山組が激しい対立を繰り返していました。
手始めに石田組系のチンピラを締め上げた西城は、彼らの使用している武器がソ連製の拳銃や短銃であることに気がつきました。
その詳しい入手経路を探るうちに西城は、暴力団の背後で暗躍している一団がいることを知るのでした。
今までのシリーズでは一番長い作品ということもあり、西城の活躍を堪能することができました。
危険地帯に身を投じる西城ですが、その合間にはきちんと隠れ家を確保して、傷の手当てや食料をむさぼり食う描写などに説得力が感じられました。
また、お話的にもなかなか見えない真の敵の正体がようやくわかったかと思ったら、さらにその先の謎が隠されていたのもよかったです。(^^)
最終更新日 : -0001-11-30