
アバンではバレエを志していた頃の琳の過去が描かれました。琳の母親・尾形遊紀は、幼い頃から琳にとって憧れであり、目指すべき目標でした。しかし、足を痛めたことで、琳は母の後を追いかけるという夢を追うことができなくなってしまいました。
そんな時、ライドバックと出会って、再び輝けるかもしれない場所を見つけ出した琳。しかし、結果的にそれがすずりを殺すことになってしまったと、琳は自分を責めるのでした。
BMAとGGPの戦いがいよいよ開始されようとしています。戦いを前に、キーファは再び琳に一緒に来ないかと声をかけます。しかし、それを琳は拒絶するのでした。
その頃、菱田としょう子はすずりのお墓参りに出かけようとしています。しかし、治安の悪化で商店街は閉鎖されてしまい、仏前に供える花束すら買うことができません。仕方なく2人はお参りだけですませます。その帰り道、2人は物々しいGGPの輸送車両を目撃するのでした。
すずりの死から、どれだけ時間が経過したのかわかりませんが、何気に菱田としょう子がいい感じですね。琳が去り、すずりを失ったしょう子が、心細さのあまり菱田の服の裾を掴んでしまうのがよかったです。
琳と珠代は、珠代のツテを頼って海外へ逃亡することになっていました。そんな中、BMAのGGPとの戦闘部隊が次々と出撃してゆきました。キーファとロマノフの過去に何があったかわかりませんが、それはどちらかの死によってしか決着がつかないようですね。
琳たちは屋上に到着したヘリに乗り込もうとします。しかし、その時琳は珠代から聞かされたすずりの最後の言葉を思い出しました。すずりは最後まで琳がもう一度踊ってくれることを願っていました。
そして、琳のライドバックへの思い残しがきっかけとなって、琳は再び自らフェーゴに乗り込んだのでした。
しかし、BMAの本拠地にはGGPが放った無人ライドバック(?)が襲いかかっていました。
BMAのメンバーが次々と倒されてゆく中、琳と珠代はそれぞれのライドバックに乗って、何とか危機を切り抜けたのでした。
そしてキーファたちの部隊も、ロマノフのいるGGP基地へと向かっていました。岡倉のハッキングによって、一瞬だけシステムの乗っ取りに成功したキーファたちは、そのまま基地へとなだれ込みました。しかし、そこにも無人ライドバックが待ち構えていました。それを相手に、キーファたちはロマノフに勝つことができるのでしょうか!?
この作品も次回でいよいよ最終回です。途中かなり重い展開もありましたが、ラストをどんな風に締めくくってくれるのか楽しみです。
そうそう。フリージャーナリストの依田の調査で、日本への白ライド導入の背景には巨額の汚職がからんでいるようですね。珠代の兄・龍之介が、それを暴いてGGPに一矢報いることができるのかも楽しみです。
最終更新日 : 2022-10-30
「そんな…花も買えないの」 花という小道具一つで、それすらも買えない厳戒態勢を説明し、枯れた花に琳の心を映し、雨の中に花を取りに行く琳の心を察する珠代を描写し。 何とも美しい、シナリオです。 ただこの物語がどこに向かっているかが全く見えないのが恐い?... …
2009/03/30 05:34 バラックあにめ日記