日々の記録

天の妃女学院に編入したかなこでしたが、入学早々どＳ女装少年・祇堂鞠也と関わることになってしまいました。そして、かなこの苦難の日々は続きます。(^^;

寮生活最初の朝。そこからもうかなこは、厳しい現実と直面していました。男である鞠也の前で制服に着替えなければならないのです。鞠也は土下座して頼めば、部屋から出て行ってくれると提案しましたが、さすがにかなこはそこまで卑屈になれないようです。
結局、それが原因でかなこは朝食を食べ損なってしまったのでした。

そして、かなこは鞠也と一緒に担任の先生に挨拶に出かけました。熊谷芙美先生、通称はくまたん先生だそうです。(^^;
くまたん先生は、かなこのお母さんの後輩にあたり、一緒に学園生活を共にしたこともあるようです。そんな先生に、かなこは早くに亡くなったお母さんのことを教えて欲しいと頼むのでした。

かなこに脅しをかけた上で鞠也が去って、いよいよかなこはクラスメートに紹介されました。
メガネっ子の桐奈々美、弓道部の美少女・稲森弓弦、妹系キャラの桃井サチと、ストライクゾーンの広いかなこには鼻血噴出ものの女の子たちが次々と登場します。鞠也と関わらなければ、この学園は本当にかなこにとってパラダイスだったでしょうね。(^^;

そんな中、新入生の入学式が行われました。その挨拶をするのは、中学時代は生徒会長を務めたという鞠也。見た目は美少女な鞠也は、甘い言葉で上級生に取り入ります。そんな中でも、かなこに対する監視はゆるめてないようですね。

ところが、朝食を抜いたためにかなこのお腹が盛大に鳴り出してしました。しかし意外なことに、鞠也は自分のお腹が鳴ったことにして、かなこをかばってくれたのでした。一瞬、鞠也はかなこに気があるのかと思いましたが、誰の目にも明らかなかばい立てをすることで、一般大衆の気持ちを掴むことが目的だったようです。(^^;

そして式の終了後、かなこの元に隆顕先輩が訪ねてきました。寮で同室だったのを、突然変更されて自分に何か落ち度があったのではないかと心配していたのでした。そんな隆顕先輩に、鞠也は先輩と同室になった生徒がいじめに遭っていた事実を教えるのでした。
しかし、それがきっかけとなって、かなこは隆顕先輩の信者の恨みを買ってしまったようです。入学早々、かなこには次々と試練が訪れますね。