日々の記録

新番組のお試し視聴が続いています。今回視聴したのは「黒神 The Animation」です。

伊吹慶太は自動車事故で母親を亡くしてしまいました。それ以来慶太は、出来る限り他人との接触を避けて暮らしてきました。自分と関わりのある人間が亡くなる寂しさを、もう２度と味わいたくなかったからです。しかし、それだけでなく慶太のお母さんの死には不思議な事件が関わっていました。母親が事故で亡くなる前に、母親そっくりの人間を目撃していたのです。

他人と距離を取ろうとする慶太ですが、多くの人たちに慕われています。幼なじみのお姉さん、佐野茜は何かと慶太の世話を焼いてくれますし、同じマンションに住んでいるまゆちゃん親子も、慶太のことを気遣っています。さらに学校生活では、山田理佐は慶太のことが気になっているようです。

そんな中、行きつけの屋台にラーメンを食べに行った慶太は、１人の不思議な少女・クロとその飼い犬・プニプニと出会いました。成り行きでクロにラーメンをおごることになった慶太は、この世界がドッペルライナーシステムに支配されていることを聞かされます。

ドッペルライナーシステム。この世界には、自分と同じ容姿の人間が３人存在します。その３人が出会った時、運の悪い方が死んで、運のいい方だけがルートとなって生き残るのです。慶太のお母さんが出会ったのも、運命を共有するそんなもう１人の自分だったのです。しかし、慶太のお母さんはルートになることができず、サブとして死を与えられました。

なぜクロがそんな秘密を知っているのかわかりませんが、そんなクロを狙ってバットを持った男が襲いかかってきました。しかし、バットで殴りつけられてもクロは大きなダメージを受けていないようです。そればかりか、逆に男に逆襲して相手を倒してしまいました。

そんな不思議な少女・クロと出会った慶太でしたが、彼の周りでドッペルゲンガーを見た人間が次々と死んでゆきます。慶太を慕っていた理佐も、そして近所に住むまゆも、ルートに選ばれずに死んでゆきました。このように非情な運が支配する世界で、慶太はどう生きてゆくのでしょうか!?
そして謎の少女、クロの目的は何なのでしょうか!?
アクションシーンも見応えがありますし、物語の謎も面白かったです。次回以降、お話がどんな方向に進んでゆくのか楽しみです。(^^)