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2009-01-04 (Sun) 23:00

ラブコメ今昔/有川 浩

ラブコメ今昔気がつけば何のかんので有川浩さんの本で、書店や図書館で手に入る本は全て読み終えていました。ということで13冊目の有川さんの本、「ラブコメ今昔」を読み終えました。

この本は自衛官を題材にした短編集でした。「クジラの彼」とは違って、これまでに書かれた自衛隊三部作との繋がりはありませんので、単独の短編集としても楽しむことができます。
この本には、「ラブコメ今昔」、「軍事とオタクと彼」、「広報官、走る!」、「青い衝撃」、「秘め事」、「ダンディ・ライオン」の6本の作品が収録されています。

最初に収録されている「ラブコメ今昔」と「ダンディ・ライオン」には、共通する登場人物が出てきます。
最近の有川さんの作品に共通していることですが、どの作品もベタ甘なラブラブ話で、読んでいて思わず「ごちそうさま」という気分になれます。(^^;

表題作「ラブコメ今昔」は、有川さんの作品には珍しく熟年カップルの馴れ初めが語られるお話でした。今時の開放的な恋愛も楽しいですが、昔ながらの奥ゆかしい恋愛もいいものですね。
「軍事とオタクと彼」は、読んでいてこんな自衛官いるのかぁ!とのけぞってしまいました。考えてみれば、自衛官だって人間ですからオタクがいても不思議はないのですが、私の中の自衛官のイメージとオタクが繋がらなくて、そのギャップに戸惑いました。

「広報官、走る!」では、主人公の自衛官よりもその恋人となるテレビ局のADさんが心配になりました。テレビ局関係者の知り合いとかいないですが、テレビ局関係者ってそんなに時間にルーズなんでしょうか!?
恋愛物として一番楽しめたのは、「青い衝撃」と「秘め事」でした。どちらも自衛官というのは、一歩間違えば死と向かい合うことになるたいへんな仕事なんだなあと痛感させられるお話でした。

そういえばこの本を読んでいる時、ちょうど青森で断水して給水活動のために自衛隊が出動したニュースを見かけました。ニュースでは自衛官に対する感謝の言葉は聞かれませんでしたが、この正月に休日返上で活躍していた自衛官の方たちもいたんだなあと思うと、頭が下がる思いでした。
今まで何となく助けてくれるのが当たり前のように見過ごしていたニュースを、少し違う視点から見られるようになった分だけ、有川さんの作品と出会えて良かったと思います。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

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