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2008-12-20 (Sat) 23:00

カンナ 飛鳥の光臨/高田 崇史

カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス)QEDシリーズでお馴染みの高田崇史さんの新シリーズです。とはいえ、主人公の鴨志田は「QED -flumen- 九段坂の春」に登場していたような・・・。

物語は、「月刊歴史探究」という出版社からスタートします。そこの会議室と応接室で、編集部員の男女が死んでいるのが発見されたのです。しかも、男の部屋には女性の部屋の、女性の部屋には男性の部屋の鍵があって、相互に密室状態になっていたのでした。

主人公の鴨志田甲斐は、実家である出賀茂神社の跡取りとして、のんきな生活を送っていました。彼の実家は神社ですが、その上に彼は伊賀忍者の末裔なのでした。そんな神社に密かに伝えられてきた社伝が盗まれました。さらに兄同然に慕ってきた諒司が失踪したことを、諒司の妻から相談されたのでした。

社伝の盗難と諒司の失踪、2つの事件の手がかりを求めて、甲斐は現役東大生で巫女をしている貴湖(たかこ)と共に、飛鳥の地へと向かったのでした。そこで旧友である柏木と再会した甲斐は、彼が「月刊歴史探究」で働いていることを知ります。そして、甲斐は不思議な密室事件とも関わることになってしまったのでした。

お話のメインとなっているのは、聖徳太子の謎ですが、QEDシリーズと比べて蘊蓄が少なかったので読みやすかったです。甲斐の家系が、いまだに忍者としての技能を継承しているという設定はどうかと思いますが、QEDシリーズにはないアクションシーンもあって、なかなか楽しむことができました。

お話のメインとなる謎解きはありましたが、甲斐たちを狙ってきた組織については謎が残ったままで、引き続きのシリーズでそのあたりがどう解き明かされるのかも楽しみです。

最終更新日 : 2022-10-30

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