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2008-12-06 (Sat) 06:16

阪急電車/有川 浩

阪急電車先日、図書館戦争シリーズを読み終えたばかりなのに、再び有川さんの本に手を出してしまいました。

関西のことは全然わからないのですが、阪急電車の今津線を舞台にした連作短編形式の物語です。
いつも図書館で顔を合わせる男女が電車で出会うお話をスタートに、次の物語はその時に脇役で登場した人物の視点から物語が進んで行く形式でお話が続きます。

電車の往路と帰路の組み合わせで1つの物語になっているのですが、図書館からの恋の始まり、恋人を寝取られた女性の復讐、お祖母さんと犬好きの孫、彼氏から暴力を受けている女の子、元気な女子高生とその彼氏、軍オタの男の子と名前コンプレックスの女の子、とさまざまなシチュエーションで楽しませてもらいました。

その中でも特にお勧めが、女子高生のえっちゃんが語るアホな彼氏の物語「甲東園駅」です。
作者が実際に電車の中で聞いた、女子高生のやり取りを物語にしたものらしいのですが、彼氏のアホぶりとえっちゃんの話術の巧みさ、それを聞いている友達の絶妙の突っ込みに何度も大笑いさせられました。
この物語を読むためだけでも、この本を読む価値があるというくらいお勧めの一編です。

最終更新日 : 2022-10-30

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