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2008-10-29 (Wed) 12:40

国のない男/カート・ヴォネガット

国のない男「スローターハウス5」や「猫のゆりかご」などで知られる作家・カート・ヴォネガットの「国のない男」を読み終えました。

84歳で亡くなられた著者が、最後に発表したという本ですが、最後の最後までヴォネガットはヴォネガットらしかったなあと思いました。小説ではなく、作者のさまざまな思いを綴ったエッセイなのですが、小説同様随所に見られる鋭い毒舌や温かいユーモアはこの本の中でも健在です。

戦争批判、アメリカ批判、効率主義批判、環境破壊批判とさまざまなテーマが、ユーモアを交えて語られています。この本を読んでいると、地球にとって人間は自分の住み家を破壊するとんでもない存在なのだなあと悲しくなります。
いろいろと理不尽なことや悲しいことも多いこの世の中を渡ってゆくには、ヴォネガットのようなユーモアセンスが必要なのかもしれませんね。

最終更新日 : 2016-04-22

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