
前回のラストは神楽が黄泉に斬りかかられたところでしたが、その結末はしばらくお預けのようです。
今回からは、どうして2人が戦うことになってしまったのかが描かれてゆくようです。
神楽の生まれた土宮家は、代々怨霊を倒すことを宿命づけられた家系のようです。神楽の母親も、退魔師として戦ってきました。しかし、強力な怨霊との戦いで命を落としてしまいました。そこで神楽の父親が霊獣・白叡を体に宿して最前線で戦うことになりました。
独りぼっちになってしまった神楽を引き取ってくれたのが、黄泉のいる諫山家でした。黄泉は神楽の母親のお葬式で神楽の姿を見かけて以来、神楽のことが気になっていたようです。
黄泉に引き取られた神楽でしたが、最初は心を閉ざしていて、土宮の家の人間として生きることしか考えていないかのようでした。
そんな神楽の心をほぐして、実の姉のように黄泉は神楽に接するのでした。しかし、黄泉も諫山家の人間として、環境省の超自然災害対策室で"バイト"を行っていました。黄泉もまた、神楽の母親と同じように怨霊と戦っていたのです。
最初は戦いに赴く黄泉を、健気に見送っていた神楽でしたが、黄泉と心が通じるにつれ、母親と同じように戦いの中で黄泉が死んでしまうのではないかと不安を感じます。父親から厳しく土宮の人間として育てられ、人間的な心を抑えて生きてきた神楽ですが、母と同じように黄泉を失う不安から初めて涙を流したのでした。
そんな神楽を黄泉は戦いの場に連れて行ってしまいました。当然、黄泉の行動は父親からお叱りを受けましたが、それによって黄泉と神楽の心はより深い絆で結ばれたようです。
黄泉は、両親を怨霊に殺害されて、諫山の家に引き取られていたのでした。同じように両親と引き離されてしまった神楽に、黄泉は自分と同じ悲しさを感じたのかもしれませんね。
そして時は流れて、中学生になった神楽は黄泉と一緒に災害対策室でバイトするようになりました。
戦いの中にありながら、2人はとても幸せな時間を過ごしていたようです。そんな2人が、どうして戦うことになってしまったのでしょうか。これからの展開が楽しみです。
最終更新日 : 2022-10-30
いいねえ、理想的な姉妹百合な展開を当たり前のようやってくれてサ喰霊(1)そんな感じで今回はにやけっぱなしで、でも泣いた(笑)とりあえずこの義理姉妹、ツボすぎてやばいっす。どうすればいいんだ?こんな最高な展開が待っているとは思わなかった。それでいてまたま... …
2008/10/25 23:50 物書きチャリダー日記