ヒュウガの過去が明らかになるお話でした。
聖都へと向かっていたアンジェたちは、夢魂の塔と呼ばれる塔がある村へとやって来ました。その村に着いて以来、ヒュウガの様子がおかしいことを心配するアンジェでしたが、ヒュウガは頑なに心を閉ざして、その苦しみをアンジェに話そうとはしません。
そんな時、夢魂の塔にタナトスが現れました。宿から様子を見に出たアンジェたちでしたが、ヒュウガの姿が見あたりません。ヒュウガはたった1人、夢魂の塔へと向かっていたのです。
村へやって来ていた銀樹騎士団の中に、アンジェたちはリオンの姿を見つけました。リオンからヒュウガの過去を聞いたアンジェたちは、ヒュウガを追って夢魂の塔へと向かうのでした。
ヒュウガとリオン、そしてカーライルはとても仲の良い仲間でした。特にヒュウガとカーライルの実力はずば抜けていて、次の正騎士は2人のどちらかだと噂されていました。名門貴族出身のカーライルは、剣の技術でヒュウガに勝っています。しかし、こと実戦になると、肝の据わっているヒュウガがカーライルをしのいでいました。
そんな時、カーライルは次の正騎士にはヒュウガが選ばれることを聞いてしまいました。それを知ったカーライルは置き手紙を残してヒュウガたちの前から姿を消してしまったのです。
カーライルを探して、ヒュウガはあちこち探し回りました。そして、ヒュウガはタナトスに取り憑かれたカーライルと再会することになったのです。
変わり果てた姿になったカーライルを、ヒュウガは自らの手で殺さなければなりませんでした。大切な友人の自らの手で殺してしまった、その罪の意識にヒュウガはずっと苦しめられていたのでした。
アンジェたちが夢魂の塔にたどり着いた時、ヒュウガはタナトスに襲われていました。アンジェたちの援護でタナトスは退治され、ヒュウガもようやくカーライルが自分を妬んでいたのではないことを知ることができたのでした。
これまでヒュウガの側に現れた銀の蝶、それはヒュウガを見守っているカーライルの魂だったようです。
しかし、どうしてカーライルがタナトスに取り憑かれてしまったのか。その答えは、レインとアーティファクト財団にありました。レインの研究していた浄化能力強化装置には、装置を埋め込まれた者がタナトスに憑依されてしまうという欠点があったのです。
これって、今エレンフリートがマティアスに言われて研究しているものじゃないですか!
エレンフリートがこんなものを作り上げたら、ますますカーライルような被害者を生み出してしまいます。
ここで舞台は聖都へと移ります。都では、いよいよマティアスがルネに教団長の座を譲り渡す日が近づいているようです。表面上は穏やかにルネに地位を譲ると言っているマティアスですが、その心の中ではどんな思いが渦巻いているのでしょうか!?
聖都へと向かっていたアンジェたちは、夢魂の塔と呼ばれる塔がある村へとやって来ました。その村に着いて以来、ヒュウガの様子がおかしいことを心配するアンジェでしたが、ヒュウガは頑なに心を閉ざして、その苦しみをアンジェに話そうとはしません。
そんな時、夢魂の塔にタナトスが現れました。宿から様子を見に出たアンジェたちでしたが、ヒュウガの姿が見あたりません。ヒュウガはたった1人、夢魂の塔へと向かっていたのです。
村へやって来ていた銀樹騎士団の中に、アンジェたちはリオンの姿を見つけました。リオンからヒュウガの過去を聞いたアンジェたちは、ヒュウガを追って夢魂の塔へと向かうのでした。
ヒュウガとリオン、そしてカーライルはとても仲の良い仲間でした。特にヒュウガとカーライルの実力はずば抜けていて、次の正騎士は2人のどちらかだと噂されていました。名門貴族出身のカーライルは、剣の技術でヒュウガに勝っています。しかし、こと実戦になると、肝の据わっているヒュウガがカーライルをしのいでいました。
そんな時、カーライルは次の正騎士にはヒュウガが選ばれることを聞いてしまいました。それを知ったカーライルは置き手紙を残してヒュウガたちの前から姿を消してしまったのです。
カーライルを探して、ヒュウガはあちこち探し回りました。そして、ヒュウガはタナトスに取り憑かれたカーライルと再会することになったのです。
変わり果てた姿になったカーライルを、ヒュウガは自らの手で殺さなければなりませんでした。大切な友人の自らの手で殺してしまった、その罪の意識にヒュウガはずっと苦しめられていたのでした。
アンジェたちが夢魂の塔にたどり着いた時、ヒュウガはタナトスに襲われていました。アンジェたちの援護でタナトスは退治され、ヒュウガもようやくカーライルが自分を妬んでいたのではないことを知ることができたのでした。
これまでヒュウガの側に現れた銀の蝶、それはヒュウガを見守っているカーライルの魂だったようです。
しかし、どうしてカーライルがタナトスに取り憑かれてしまったのか。その答えは、レインとアーティファクト財団にありました。レインの研究していた浄化能力強化装置には、装置を埋め込まれた者がタナトスに憑依されてしまうという欠点があったのです。
これって、今エレンフリートがマティアスに言われて研究しているものじゃないですか!
エレンフリートがこんなものを作り上げたら、ますますカーライルような被害者を生み出してしまいます。
ここで舞台は聖都へと移ります。都では、いよいよマティアスがルネに教団長の座を譲り渡す日が近づいているようです。表面上は穏やかにルネに地位を譲ると言っているマティアスですが、その心の中ではどんな思いが渦巻いているのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30
「夢魂の搭」 雷苦手とは女子らしいですねぇ。 私はキレイだと見てしまうんですが。 頑なだなぁ。 一人で抱え込むんだからもう。 みんなで隠しちゃって。 騎士の制服もまた素敵だわ。 オデコとか(そこか) 騎士の家系という重圧もあったんだろうな。 ときめく憂い顔... …
2008/08/02 23:52 朔夜の桜