
しかし、そこにあったのはダストンの姿だけ。ドロシーはいずこかへ姿を消してしまったのです。
ロジャーはこれで事件から手を引くことも考えますが、消えたドロシーのことが気になり、ソルダーノが死ぬ間際に残したナイチンゲールという言葉を頼りに、同じ名前の会員制のクラブを見つけました。
そこに現れたのは、老人と一緒のドロシーでした。老人の名前は、ウェインライト。ドロシー・ワンとドロシーの制作者です。ウェインライトは、40年前の騒動で娘を失っていました。その身代わりとしてドロシーを作り出したのでした。しかし、ドロシーを作るには資金が必要です。
資金を調達するために、ウェインライトはソルダーノのためにドロシー・ワンを作ったのでした。
ようやくドロシーと再会できたロジャーでしたが、そこにベックが現れて、ウェインライトを殺害してドロシーを掠ってゆきました。ロジャーはベックのスタンガンにやられて、まんまとドロシーを奪われてしまったのです。
その後、前回ビッグオーに倒されたはずのドロシー・ワンが再び登場しました。ベックが動力制御ユニットとしてドロシーを利用して、造幣局から紙幣の原板を盗み出そうとしていたのです。
ロジャーは再びビッグオーでドロシー・ワンに立ち向かいます。今回もあっさりとドロシー・ワンを倒すかと思いきや、ロジャーはドロシー・ワンにドロシーが利用されていることを知ってしまいました。
そこでロジャーはドロシー・ワンからドロシーを救い出したのでした。
ベックたちは軍警察に逮捕され、全ては終わりました。ウェインライトを失って行き場をなくしたドロシーは、メイドとしてロジャーの家に居候することになりました。これを機会に、ロジャーとドロシーの腐れ縁が始まってゆくのでした。
前回のEDでは、ロジャー1人だけでしたが、今回からはドロシーが追加されました。気障なロジャーとクールで無機質なドロシーが、この先どんな物語を展開してゆくのでしょうか。
最終更新日 : 2022-10-30