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2008-07-16 (Wed) 17:52

塩の街/有川 浩

塩の街図書館シリーズ以来気になっている、有川浩さんのデビュー作を読んでみました。

突如宇宙から飛来した塩の柱の影響で、世界は塩害と呼ばれる崩壊の時を迎えていました。人間が塩の固まりになって次々と死んでゆくのです。多くの人が塩の柱になって死に、社会システムも崩壊寸前、弱い者が強い者の犠牲になってゆく社会へと世界は変貌していました。

最初のエピソードを読んだ時は、ファンタジー系のお話かと思ったのですが、読み進むにつれてベタベタの恋愛話になっていったのには驚きました。(^^;
これまで、作者はハードな設定の中にサービスで恋愛を入れた物語を書く人だと思っていたのですが、むしろハードな設定の方がおまけで、ベタベタの恋愛が作者の本質だったんですね。

恋愛ものとしては王道をいっている作品だと思いますが、私自身はこういった恋愛ものがあまり得意ではないので、読んでいて何度も恥ずかしくて転げ回りたくなりました。
10代の時だったら、こういうお話を読んでも素直に感激できたのでしょうが、さすがにこの年になってこういうお話を読むのはこっぱずかしいです。

そういう意味では、この物語は若い読者にこそ読まれる作品なのかもしれませんね。
ただその点で少し気になるのは、有川さんの作品の多くがハードカバーで発売されていることです。
自分の学生時代もそうでしたが、若い世代の懐事情ではハードカバーはやはり敷居が高いと思います。図書館シリーズもそうですが、どんどん文庫化して若い世代に読んでもらいたい作品ですね。

最終更新日 : -0001-11-30

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