
前半は、宮沢に対する真秀の陰謀が画策されるお話でした。中学時代は、頭脳明晰・運動神経抜群で宮沢のいた場所にいた真秀。しかし、高校に入学して宮沢という存在が現れたことで、1位の地位から2位のポジションに転落してしまいました。
どうしても宮沢にかなわない悔しさから、真秀はクラスの女子の有馬や浅葉に対する思いを利用して、宮沢を孤立させる作戦に出るのでした。
おかげで宮沢は、クラスの女子全員から無視されて、辛い日々を過ごすことになってしまいました。
この展開は見ていて辛いものがありますが、そんな宮沢の前にトラブルメーカー・芝姫つばさが華麗に登場するのでした。
つばさは、高校に入学して早々、ケガをしてずっと休学していたのでした。ようやく復学したら、大好きだった有馬には宮沢という彼女ができていました。宮沢への嫉妬の気持ちを抑えきれないつばさは、事あるごとに宮沢に嫌がらせをしてくるのでした。
このお話では、宮沢はいろいろな苦難に直面することになりました。クラスの女子全員から無視され、宮沢を恋敵と見なしたつばさには数々の嫌がらせをされます。
それでも、つばさの嫌がらせには救いがあると思うのは気のせいでしょうか!? つばさ自身、策を弄すタイプではないので、早々と宮沢に嫌がらせをしていることを有馬に知られてしまうというマヌケな面もあるのですが、必死で宮沢と戦うつばさの姿には何だか憎めないものがあるんですよね。
最終更新日 : 2022-10-30