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2008-06-30 (Mon) 22:32

塗仏の宴 宴の支度/京極 夏彦

塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)京極堂シリーズ、第6弾「塗仏の宴」の前編ともいえる、「宴の支度」を読み終えました。

今回は、前巻で出番の少なかった作家の関口が事件に巻き込まれることになりました。カストリ雑誌「実録犯罪」の編集長・妹尾の訪問を受けた関口は、山村の住人が消えてしまったという不思議な事件について聞かされました。その調査のために、その村へと赴いた関口は、いつの間にか殺人事件の容疑者として逮捕されてしまったのです。

こう書くとストレートに物語が進行するように思えるかもしれませんが、ここから話は突如として別の切り口へと切り替わります。「狂骨の夢」に登場した朱美が登場して、怪しげな修身会や薬売りと関わる物語が進行したかと思うと、時間が過去へと遡って関口が京極堂を通じて知り合った古本屋の物語が進行してみたり、京極堂の妹・敦子が事件に巻き込まれたり、警視庁の刑事・木場が飲み屋のママから不思議な事件の調査を頼まれます。
そして、最後に登場するのが、前作「絡新婦の理」で大きな役割を果たした、織作茜でした。

1つ1つの事件は、一見バラバラに見えるのですが、その背後で霊媒師が暗躍していたり、関口が訪れた村人が消えた村と、不思議な糸で繋がっています。
読んでいて、まるでジグソーパズルの欠けたピースを1つ1つ集めているような、不思議な気分を味あわされました。

この混沌とした事件が、次巻でどんな謎解きをされるのか、続きを読むのが楽しみです。(^^)

最終更新日 : 2016-04-22

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