
今回は、奈々たちは相馬の野馬追祭へと出かけることになりました。しかし、一緒に出かけるはずだった崇が寝坊してしまい、崇だけ途中まで別行動となってしまいました。別行動で遠野まで出かけた崇は、そこで河童に関する情報をいろいろと仕入れました。
その頃、神山禮子は「御霊将門」で登場したストーカー男に狙われていました。しかし、その男は何らかの事件に巻き込まれて殺害されてしまいました。さらに、その男の兄、兄の仕事上のライバルと次々と殺人事件が発生しました。
今回はお話の推理小説部分の出来が特に悪かったです。一応、崇は御名形史紋から情報を得て、犯人がどうして死体の腕を切ったのかという謎の答えを得ますが、事件は勝手に終息してしまったのにはがっくりしました。
また、崇が説明する河童にまつわる説明も、文章が寸断されていて読みづらかったです。
個人的に贔屓にしている^^;神山禮子が登場するということで、今回のお話は楽しみにしていたのですが、内容が今ひとつ・・・今ふたつか今みっつくらいで残念でした。
最終更新日 : -0001-11-30
著者:高田崇史 QED 河童伝説 (講談社ノベルス)(2007/02/07)高田 崇史商品詳細を見る 将門の史跡巡りの際の約束・相馬野間追い祭の見学。しかし... …
2008/12/20 18:55 新・たこの感想文