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2008-06-20 (Fri) 17:58

絡新婦の理/京極 夏彦

絡新婦の理 (講談社ノベルス)京極堂シリーズの第5弾、「絡新婦の理」を読み終えました。先に読んだ「鉄鼠の檻」と同じく、2段組で800ページを越える作品でしたが、とても面白かったです。

京極堂たちが箱根で僧侶連続殺人事件に関わっていた頃、木場刑事は目潰し魔による殺人事件を追っていました。その事件には、どうやら木場の友人が関わっているようです。
それより少し後、千葉県の海辺の村に出かけたいさま屋は、骨董屋の井川と共に、その土地の有力者である織作家に関わることになりました。そして、彼らは絞殺魔による殺人事件と関わることになってしまいました。

一見、別々に見えた2つの事件ですが、それぞれの事件は千葉にある織作家が経営に関わっている女学院と結びついていました。その女学院では、黒い聖母と呼ばれる怪談やら、蜘蛛の僕と呼ばれる黒ミサを行う集団など、怪しげな出来事が生徒たちの間で噂されていました。
学院の生徒である呉美由紀は、友人から相談を受けたことをきっかけに怪奇的な事件に巻き込まれることになりました。

今回の事件は、今までになく複雑で込み入った事件でした。1つの事件を追いかけて、その犯人らしき影を捕らえたと思ったら、その事件の背後には黒幕がいて、その黒幕の背後にさらに黒幕がいるという蜘蛛の巣のように絡み合った複雑さでした。
事件が解決したのか思いきや、最後の最後までどんでん返しがあって楽しい作品でした。

今回の事件も、以前の事件との関わりがありますので、できればシリーズを順番に読み進めた方が、より楽しめると思います。

最終更新日 : 2016-04-22

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