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2008-06-07 (Sat) 23:46

QED -flumen- 九段坂の春/高田 崇史

QEDシリーズの第14弾「QED -flumen- 九段坂の春」を読み終えました。本当は第13弾の「河童伝説」の方が読みたかったのですが、運悪く入手できませんでしたので、先にこちらを読んでしまいました。

今回は、シリーズ初となる連作短編の形で物語が進行しました。春夏秋冬の4つの時期に起こった事件が、1つのラインでつながるという構成は面白かったです。
いつものQEDシリーズと違って、今回はお馴染みの登場人物たちの過去の物語という、どちらかというとシリーズファンのためのファンサービス的な内容だと思いました。

最初の春の物語は、QEDシリーズの探偵役・桑原崇が中学生として登場します。その頃から、既に奇人変人でしたが^^;、それに拍車をかけたのは1人の女教師との出会いが影響していました。その女教師に崇が淡い恋心を抱くというのが、いつもの崇らしからぬ初々しさがあってよかったです。

夏の物語では、女子校時代の棚旗奈々が登場しました。いつものシリーズでも、周囲に個性的なメンバーが多すぎて印象が薄い奈々ですが、女子高生の奈々には少し違和感がありました。何となく奈々らしくないというか、全く別のキャラになってしまっている気がしました。

秋の物語では、大学1年生の小松崎良平が登場しました。このお話では、小松崎の登場する場面はあまり多くなくて、それよりも出雲谷というお爺さんがお話のメインになっていました。この出雲谷と、崇の中学時代の同級生・鴨志田がかなり存在感がありましたが、毒草師のようにこの2人を主人公にした物語を作者は考えているのでしょうか!?

最後の冬の物語では、大学生の御名形史紋が登場します。大学生ではありますが、史紋は昔も今もほとんど変わってないですね。お話自体はそれ程興味深いものではありませんでしたが、史紋が毒草師になったのに伯母さんが関わっていそうなのが気になりました。

最終更新日 : 2022-10-30

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