
前回の稲嶺司令官拉致事件は、雑誌で大きく取り上げられました。その記事の中に、郁の姿が写った写真もありました。そんな中、郁は両親がやって来ることが気になって仕事もろくに手につかないようです。
柴崎の話では、夜中に寝汗をかくほどうなされていたようですし、果たしてどんな両親がやって来るのでしょうか。(^^;
両親に警備などしているところを見せるわけにはいかないので、今回は勤務のシフトを変えてもらって、図書館業務をしているところを見てもらうことにしたようです。
しかし、やって来た両親を前に、いきなり郁は緊張しまくってます。館内だけでなく、防衛施設も見学させて欲しいという両親に、郁は1人だけで案内しきる自信がなく、食事を奢ることを条件に柴崎に同行してもらうことになりました。
ようやく見学が無事に終わったところに、玄田が顔を出しました。玄田はいきなり先日の郁の活躍を話し出して、郁が防衛部で働いていることがばれそうなピンチです。堂上教官がフォローに入ってくれましたが、それがきっかけで両親は郁たちが住んでいる寮に泊まることになってしまいました。
翌日は、両親は郁の図書館員としての働きぶりを観察しています。しかし、雑誌コーナーに先日の郁の活躍を取り上げた雑誌が置いてあって、いきなり郁は窮地に立たされます。
郁はコーナーから雑誌を取り上げたいと思いますが、堂上教官からは図書館法を盾にその申し出は却下されてしまいました。やむなく郁は、自力で母親の注意を逸らすことになりました。
さらに、郁の試練は続きます。今度は、お父さんが時事問題に関する本を読みたいと言い出しました。早速、端末で検索して該当する書籍を探し出した郁でしたが、それはお父さんが読みたい今年の時事問題の本ではなく、昨年のものでした。
やむなく今回も堂上教官の助けを得ることになりましたが、なんとお父さんは同じ質問を郁と同期の手塚にもしていたのでした。同期同士を比べることで、郁がどれくらい仕事ができるのか試されたようです。
ここで手塚に惨敗してへこむ郁でしたが、そんな時に図書を盗み出そうとしている男が現れました。郁は咄嗟に持ち前の足を生かして、あっさりとその男を逮捕してみせたのでした。
しかし、それが原因で心配性の母親をさらに心配させることになってしまいました。
両親が帰郷する前に、母親は再び郁に仕事を変わった方がいいと迫ります。しかし、そんな母親を思いとどまらせたのはお父さんでした。そして、郁は初めて両親にどうして図書館で働きたいと思ったかを話すことになりました。王子様のような図書隊員に憧れて、自分もあの人のように本を守りたいと思った。そう聞いて、ようやく少しだけ両親は安心してくれたようです。
お父さんは郁が防衛隊員として働いていることに気がついているようですが、浮ついた気持ちで郁が図書館で働いているのではないと知って、堂上教官に郁を託していきました。
ともあれ、これでようやく郁は大きな試練をくぐり抜けたのでした。(^^;
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最終更新日 : 2022-10-30
親に黙って行動すると、こんな絶体絶命の危機に陥る事もある!! そんな言葉がまったく当てはまってしまったのが、今回の話でありますね&he... …
2008/06/07 17:53 シュージローのマイルーム2号店