時々の記録

コンピュータとアニメ感想etc.のブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

Top Page › 読書 › 高田 崇史 › QED 鬼の城伝説/高田 崇史
2008-04-29 (Tue) 01:10

QED 鬼の城伝説/高田 崇史

QED 鬼の城伝説 (講談社ノベルス)QEDシリーズ第9弾。今回は、小松崎の取材旅行に同行して、奈々と妹の沙織が中心となって吉備津神社などの名所を巡り歩きました。しかし、単に観光だけでお話が終わるはずもなく、小松崎が取材していた事件に進展があって、奈々たちはまたしても事件に巻き込まれることになったのでした。

神社巡りというと、いつもなら崇が延々と蘊蓄をしゃべりまくるのですが、今回は彼は仕事の都合で奈々たちより遅れて岡山に到着することになり、その間の解説は沙織や小松崎の知り合いの娘さんたちが行ってくれました。
これがとてもわかりやすくて、取っつきやすかったです。崇の蘊蓄は凄いのですが、様々な文献や出来事を詰め込んで話をされるので、これまでにもその説明を読んでいて辛くなることが多々ありましたので。(^^;

今回、奈々たちが巻き込まれたのは、鬼野辺家で起こった殺人事件です。鬼野辺家の長男と市役所の観光課に勤める女性の婚約が決まりました。その挨拶に鬼野辺家を訪れた時、婚約相手の長男が屋敷の土蔵の中で後頭部の打撲で死亡した上、首を切り取られるという殺人事件が起こりました。しかも、その時の土蔵の扉には、内と外から鍵がかかっていて密室状態だったのです。

さらに、奈々たちが岡山を訪れる直前に、婚約者の女性のお兄さんが死体で発見されるという事態が発生しました。しかもそれに続いて、鬼野辺家の次男までが遺書を残して自殺してしまいました。
そこへ、ようやく到着した崇が、探偵役として登場。複雑に絡み合った謎を、鳴釜神事や桃太郎伝説とあわせて、見事に解き明かしたのでした。

今回は、殺人事件の進展と吉備津神社などの紹介のバランスがよくて、なかなか楽しめるお話でした。ただ欲を言うなら、崇が現地に到着してからの展開があまりに早すぎることでしょうか。奈々たちから事件のあらましを聞いただけにしては、崇があまりに事件の詳細まで知りすぎているように感じました。

最終更新日 : 2022-10-30

Comment