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2008-04-22 (Tue) 21:52

ルー=ガルー/京極 夏彦

ルー=ガルー (トクマ・ノベルズ)京極夏彦さんというと妖怪小説というイメージがあったのですが、この作品は未来を舞台にしたSF作品ということで興味が出て読んでみました。

2030年代の都市は、徹底的に管理されていて、子供たちの主な交流手段はネット端末を通してのやり取りになっています。時にはコミュニケーション研修という授業で、子供たち同士が顔を合わせることもありますが、子供たちはコミュニケーションの方法がわからなかったり、コミュニケーション自体に全く必要性を感じていません。

そんな世界に住む少女・牧野葉月。彼女は同級生の神埜歩未のことが気にかかっています。しかし、引っ込み思案の葉月は、どうやって歩未とコミュニケーションしたらいいのかわかりません。さらに14歳なのに、大学院クラスの講義を受けている天才少女・都築美緒。
彼女たちは、ふとしたことから自分たちの居住エリアで発生している殺人事件に関わることになってゆくのでした。

最初は、詳細な未来世界の描写が続いたので、今とは違う世界での少女たちの考え方や感じ方の違いを描いてゆくお話なのかと思いましたが、途中から県警のオチこぼれ刑事・橡とカウンセラーの静枝を中心に、推理小説としても楽しめる内容になっていました。

そして、最終的には少女たちは、犯人に追い詰められて、ついに逆襲に出ることになりました。その反撃シーンは、何となくアニメじみていて面白かったです。
かなりの大作ですが、少女たちの心の動き、そして橡や静枝の葛藤に読み応えがあって、最後まで一気に読むことができました。(^^)

最終更新日 : -0001-11-30

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