
ポロソンの街にやって来たロレンスとホロは、そこの居酒屋で奇妙な噂話を聞きました。リュビンハイゲンへの迂回路には魔術師がいて、狼を使って人を襲わせるというのです。その上、襲われた人間の生き血を吸うらしいですが、どこまで本当の話なのでしょうか。
ロレンスは、いまだにクロエの一件を引きずっているようです。そんなロレンスをオモチャにして、相変わらずホロは見事な飲みっぷりです。しかし、信仰心の篤いこの町では酒場も早くに閉まってしまいます。
それに文句を言うホロでしたが、次の街にはリンゴのハチミツ漬けがあると聞いて興味津々です。かなりの高級品らしいですが、ホロはもう食べる気満々です。(^^;
そこでロレンスをせかして、先日手に入れた香辛料を早く取引させようとします。そして、ロレンスとホロは胡椒の交渉に入ります。しかし、胡椒の重さを計っている最中にホロが机が傾いていることに気がつきました。
どうやら、この店の主人は自分に有利に商売をするために、机に細工をしていたようです。しかし、信仰心の厚いこの街でそんなことをしていることが知られたらたいへんです。その弱みにつけ込んで、ロレンスはかなり有利に取引を進めることができたのでした。
その後は、例によってロレンスとホロのじゃれあいでした。(^^;
尻尾の毛を手入れするための油が欲しいとねだるホロ。したたかだったり、甘えたり、くるくると変わるホロの表情が可愛いですね。
もはやロレンスとホロはおのろけ夫婦状態ですね。
そして翌日、2人はリュビンハイゲンへと向かって馬車を走らせます。その途中で、他の商人から、リュビンハイゲンへと向かう道の近くまで傭兵がやって来ているという情報を得ました。そこでロレンスとホロは、居酒屋で聞いた噂のある迂回路へと向かうのでした。
そして、ロレンスとホロの前に羊飼いの少女が現れました。彼女がその噂の魔術師なのでしょうか!?
最終更新日 : 2022-10-30
* by ちはや
ホロが油をねだるときの掛け合いは最高でしたね。セリフもさることながら、ホロがかわゆすぎですw(*´∇`)ノ
* by 横溝ルパン
こんばんは。いつもお世話になります。
ホロが油をねだるシーン、よかったですよね。
お話はそれほど展開しているわけではないのに、ロレンスとホロのやり取りが楽しくて見入ってしまいますよね。(^^)
ホロが油をねだるシーン、よかったですよね。
お話はそれほど展開しているわけではないのに、ロレンスとホロのやり取りが楽しくて見入ってしまいますよね。(^^)
* by DRG44
この「狼と香辛料」は世界的な穀物不足に米国発のサムプライズローンによる株価暴落など身につまされるネタばかりでとても子供向けのつくり話とは思えません。
「世界名作劇場」的な丁寧な作りもすばらしいです。
「世界名作劇場」的な丁寧な作りもすばらしいです。
* by 横溝ルパン
こんにちは。コメントありがとうございます。
このお話の経済ネタは意外と難解ですね。1回見ただけでは訳がわからないことも何度かありました。(^^;
このお話の経済ネタは意外と難解ですね。1回見ただけでは訳がわからないことも何度かありました。(^^;